おれは、土門拳になる。第2章 写真家増浦行仁公式ブログ

写真家<増浦行仁>のオフィシャルブログ。
志を追い続けた増浦が「夢を追う」こととは何かを本音で語る。

近況報告など

2008年12月17日 | お知らせ
師走も半ばを過ぎ、今年も余すところ後14日となった。
年々一年が過ぎるのが早くなる。
ある人から聞いた話だが、年齢を重ねる毎に一年間が短く感じるのは
自分の残された寿命に比例するかららしい。
確かに子供の頃の一年はもっと長かったなぁ・・・

さて、僕は先月から古寺を廻っている。尊敬する土門拳先生の『古寺巡礼』に習い『平成古寺巡礼』の撮影をする為だ。
ブログのタイトルにもなっている「おれは土門拳になる」の元は、僕の半生記から流用したものだ。これは、僕が小学生の時に言ったことを、出版社の社長がそのままタイトルにしたのだ。
土門拳先生が激動の昭和を写し取ったのならば、僕は平成の真姿を写し取ってみたい。先生の『風貌』や『文楽』の平成版を撮影したい。現在中断しているが、文楽の撮影は3年前から始めた。同テーマで撮影なんて非常に無謀で生意気なことかも知れない。でも僕は、あえて挑戦し、その大きな山を越えてみたいと思う。
45歳の僕にとって『平成古寺巡礼』は最後の大作となるだろう。後何年生きて写真を撮れるかは神のみぞ知るだが・・・来年も早い一年になりそうだ。

『平成古寺巡礼』の作品は、僕のホームページで紹介して行くつもりなので良ければ見てください。


法隆寺 東大門からの夕景


東大寺 鏡池


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