おれは、土門拳になる。第2章 写真家増浦行仁公式ブログ

写真家<増浦行仁>のオフィシャルブログ。
志を追い続けた増浦が「夢を追う」こととは何かを本音で語る。

モンマルトルの丘で

2013年08月08日 | 日記--感じたことなど
半年ぶりのパリ、昼間は日本と同じく異常な暑さだ。
打合せの合間を使い夜のモンマルトルの丘を散歩した。

ここモンマルトルは、"Mont des Martyrs"(殉教者の丘)というのが由来。パリで一番高い丘なので、ここからはパリが一望できて本当に気持ちがいい。
サクレ・クール寺院、テルトル広場、キャバレー「ムーラン・ルージュ」、モンマルトル墓地などの名所があり、いつも観光客でにぎわっている。



19世紀後半から20世紀初めまで、ピカソやモディリアーニなどの新進画家が、このあたりでアトリエを構え制作活動をしていたのだ。今でもテルトル広場では、たくさんの絵描きたちが観光客相手に似顔絵を描いている。 

サクレ・クール寺院の南西、アベス地区は、お店やレストランがいっぱい並んでいつもにぎやかだ。観光客だけでなく地元の人も多く、気取らない普段着のパリの雰囲気。下町情緒が残っているといったところか。フランスでヒットした映画「アメリ」の舞台になった地区でもある。

モンパルナス(エコール・ド・パリの時代の芸術家たちの中心地)と並んで、芸術の都パリを代表するエリアだ。
やっぱりパリはいい!アートと生活がうまく融合している。