上の写真は何だか分かりますか?
どこかのキュビズムの彫刻作品のようでしょう?
実はこれ「長谷の大仏」で親しまれている鎌倉の大仏さまの中の写真。鎌倉の大仏は奈良の大仏と違い、中に入れるようになっている。
「胎内拝観」と呼ばれて、拝観料を払って、中を見る事が出来るのだ。
中は薄暗く、それほど広くもなく、特別なものは何も無い・・・。
鋳造するときの木枠の跡が残っているのが見る事ができる。
興味のある人には、面白いと思う。
この大仏、銅造阿弥陀如来坐像として、国宝にも指定されている。
鎌倉時代を代表する仏教彫刻として、貴重なものだと認められているからなのだが、
雨ざらしのままで腐食がすすんでいるのが気にかかるが・・・。