おれは、土門拳になる。第2章 写真家増浦行仁公式ブログ

写真家<増浦行仁>のオフィシャルブログ。
志を追い続けた増浦が「夢を追う」こととは何かを本音で語る。

これはキュビズムの作品ではありません。

2013年03月25日 | 日記--感じたことなど


上の写真は何だか分かりますか?
どこかのキュビズムの彫刻作品のようでしょう?

実はこれ「長谷の大仏」で親しまれている鎌倉の大仏さまの中の写真。鎌倉の大仏は奈良の大仏と違い、中に入れるようになっている。

「胎内拝観」と呼ばれて、拝観料を払って、中を見る事が出来るのだ。
中は薄暗く、それほど広くもなく、特別なものは何も無い・・・。

鋳造するときの木枠の跡が残っているのが見る事ができる。
興味のある人には、面白いと思う。

この大仏、銅造阿弥陀如来坐像として、国宝にも指定されている。
鎌倉時代を代表する仏教彫刻として、貴重なものだと認められているからなのだが、
雨ざらしのままで腐食がすすんでいるのが気にかかるが・・・。