6月9日(日)
昨日の中山テニスクラブの40周年記念パーティの後、
18:55のリムジンバスで羽田空港へ向かい、
「羽田エクセルホテル東急」で一泊。
朝8:30のANAで福岡に飛び、10:20到着。
福岡空港で次女夫婦と落ち合い、レンタカーで南蔵院へ。
母が最近「歩ける内にお墓参りと、お世話になっている貴和さん、
そして島原の宮崎旅館に行きたい。」と
盛んに言っていた。
30年ほど前に母の姉妹3人と、亡くなった長兄の妻も一緒に
島原半島を旅行したときに泊まった宮崎旅館は
とにかく格式があり、お料理がすばらしく、
もう一度来ようね、と約束をしていたそうだが
その後、再訪を果せない内に次々3人とも帰らぬ人になり、
チャンスがなかったという。
今回も、子供達は皆忙しく、
老人3人では不安もあり、ほぼ諦めの境地だったのだが、
次女夫婦が6月9~11日の3日間なら何とかなると都合を付けてくれ、
突然、旅行計画担当の夫が動き出した。
そのようなわけで、パーティのその日にもかかわらず、
決行することになったのだ。
さて、タイトな日程の中、先ず目指すは伯母夫婦の眠る「南蔵院」。
母の姉は今年18回忌を迎える。
伯父が亡くなった平成元年(昭和64年)に
この釈迦殿の納骨堂を申し込んだと聞いた。
山の中腹?から見渡すと 彼方まで山また山・・・
七福神トンネルを抜け
エレベーターを降りると
世界最大級のブロンズ製の涅槃像が現れた。
全長 41m、高さ 11m、 重さ300トン
この涅槃像の体内に納骨堂がマンションのように並んでいる。
扉を開けてそれぞれご挨拶をした。
曇り空の下、何とか雨に降られることもなくラッキーだったが、
姪浜駅前の知り合いの貴和さんをお訪ねしたのは、
お約束の時間に2時間も遅れ、慣れない土地での計画の甘さで
かなりご迷惑をお掛けしてしまった。
ここから、約2時間半、大急ぎで宮崎旅館にひた走り、
夕飯の時間には遅れると先方にお電話を入れた。
(続く)