マッシーパパの遠吠え

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小沢秘書逮捕は政府与党の陰謀?それとも検察現場の暴走?

2009-03-05 08:54:20 | Weblog

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小沢代表は4日午前、党本部で、「私自身やましいこともないし、秘書の行った行為は政治資金規正法にのっとって適法に処理している」と献金の違法性を否定した上で、記者団の質問にも丁寧に答えるなど40分もの長きに渡り釈明会見をした。

この自信は一体どこからくるのか? 

どうやらその答えは、代表の「この種の問題で、今まで逮捕、強制捜査というやり方をした例は全くなかった。異常な手法だ」や「西松建設の献金と認識していたら、政党は企業献金を受けることが許されているので、政党支部で受領すれば、何の問題もなかったわけだ」の言にあるようだ。

即ち、代表が言いたかったのは、

これまで、政治資金規制法違反、なかんずく、迂回献金で検察が政界ルートにメスを入れたこともなく、逮捕者を出したこともない。あの世間を騒がせた日歯連事件でも大山鳴動、ねずみ一匹出なかったぐらいである。

又、仮に今回のように、西松建設の明らかなダミーである政治団体から献金されたとしても、あくまでもオープンに会計処理をしている以上、問題ない。しかも、犯罪構成要件としては、受け入れ側、即ち、大久保公設第一秘書が違法献金の認識さえなければよいのだ。従って、検察がそれを立証しなければならず、通常極めて困難といわれるから身の潔白を信じている。

そして、一番の拠りどころは、代表の献金額が2100万円と一番大きいと言うが、ほかにも、二階俊博が約840万円、尾身幸次が400万円、森喜朗が300万円など高額献金者が自民党議員の中にもごろごろいる。

もし、検察が彼らを放置し、代表だけ狙い撃ちと言うことになればそれこそ、国策操作と批判を受けるのは間違いない。

しかも、元々、西松建設を外為違反の容疑で捜査しただけに、初めから意図的に狙っていたと思われる節もあるのだ・・。

ともあれ、問題は「なぜ、このタイミングか。それも与党にとって、最も目の上のたんこぶの小沢なのか」である。

そして、今回の逮捕劇を演じた東京地検特捜部幹部は

「政治的に微妙な時期なだけに批判が出るのは承知しているが、それだけの証拠が揃ったということだ」と「巨悪に政治的配慮はない」という。

あるいは「(小沢氏秘書のケースは)巧妙な手口で違法献金が行われたうえ、金額も少なくなく、悪質だ」ともいう。

つまり、検察側としては国策捜査と言われるのは心外だというのだ。

では、いずれの言い分が正しいのか、

ここに、陰謀説の真偽を取り上げた、「夕刊フジ」の記事があるが、

今回の逮捕に至った事情として、「一部容疑の時効が3月末に迫っていたほか、4月には特捜部の編成が人事異動で大幅に変わることから急ぎ着手する必要に迫られたという事情もあったようだ。過去の政界事件でも金丸信・元自民党副総裁、村上正邦元労相など3月着手のケースが目を引く」と見ている。

又、「邸が指示した国策捜査というよりは、現場の検察官の本性が出たように見える。彼らは青年将校のように、民主党に権力が移って政治が混乱するのは国益を害すると信じて一生懸命捜査したのだろう。だが内閣支持率が10%前後まで落ちたこの時期に手を付ければ「検察は政治的だ」と必ず言われる。逮捕容疑が事実なら、半年待って総選挙後に淡々と立件すればいい。そう言って止めるのが検察幹部の仕事なのに、統率力が落ちたのではないか。検察は常に正しく、逮捕すれば国民は拍手喝采すると彼らは信じているが、最近は決してそうではなく、ギャップは大きい」と、かって国策捜査の被害にあったといわれる外交官・佐藤優氏の意見も紹介している(http://news.nifty.com/cs/headline/detail/fuji-320090304203/1.htm)。

ま~、真偽はさておき、検察当局も、政権交代が十分考えられ、そのトップを貶めようと言うのだから、その覚悟は半端でないはず。場合によっては、東京地検のみならず最高検の関与者の首はともかくも、閑職に干されるは必定。又、「渡り」は言うに及ばずとなれば、よほど、確証を握っての仕掛けかと思う。

そのことはマスコミの、「大久保容疑者が政治団体からの献金を西松と一体のものであると認識していたとする証言を検察は逮捕した西松建設側から得ている」と言う報道からも容易に推察できる。即ち、

小沢事務所から西松建設側に「(献金を)今年もよろしく」と根回しがあった

西松が東北地方で仕事をとれないため、「ダム受注を小沢代表に依頼するための献金」とする自白等々・・。

これも検察お得意の五月雨的マスコミリークと言うやつで、「巨悪退治」の世論を盛り上げようとする手管かと思うが、状況証拠的には絶対、小沢代表側に不利なことは否めない。

ましてや営利目的の企業が2100万円献金するとなれば、常識に考えても何か見返りを期待すると誰しも思うよね。

ただ、問題は大久保秘書がどこまで否認ができるかと言うこと。そして、解散・総選挙がいつかによっても変わってくる。つまり、任期一杯まで麻生閣下が粘れば、検察も十分立件までに間に合う。

となれば、起訴となり、民主党にとっても逆風が今以上に吹きかねず、小沢代表での政権奪取は難しくなる。

処で、マッシーパパは与党であれ野党であれ、誰であっても、政治資金で違法を犯すやつは大いにひっくくってほしいと思う。だが、同時に検察が政権に阿(おも)ねて、国策捜査するのは断じて許せないとも思っている。

特に、今回はどうやら、あの防衛汚職の山田洋行を取り調べたときの高検刑事部長の岩村検事正とその子飼いの佐久間特捜部長のコンビがこの事件に絡んでいると聞く。

となれば、彼らはかって、政界ルートの大物・久間章生・前防衛相には着手せず、守屋(武昌元防衛事務次官)を叩いてチョンにしたいわくつきだけに、今回も何か引っかかるものがある(http://news.ameba.jp/cyzo/2008/08/17166.html)。

ともあれ、民主党も政権奪取を急ぎ、あわせて政界浄化を図るとともに、検察浄化も図る必要があるのかも。そして、これまで、与党と言うことで、お目こぼししていた巨悪の一掃を与党系でない、正義の検事に立件を競わせてみようではないか。それが、とりもなおさず、小沢代表の禊に繋がるのでは・・。

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