マッシーパパの遠吠え

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橋下知事VS東国原知事-part6 「民主を叱咤する硬骨の士と民主にすりよる変節漢の両極端の生き様」

2009-09-30 22:09:02 | Weblog

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マッシーパパがこのテーマで書くのはこれで6回目。何ゆえこだわるのか不思議をもたれる方もいるのではないかと思う・・。

答えは簡単。この同じタレント出身の知事が政治家として果たして通用するのか、はたまた、どのように成長していくのかに興味を覚えるからである。

勿論、なん人であっても比較する場合、できるだけ不公平にならないよう、公開情報をよりどころにするようにしている。ただ、地域性の関係で、東国原知事の情報が少ない欠陥は否めないのはご容赦願いたいとあらかじめお断りする。

さて、「先攻」の橋下知事だが、昨日のエントリーでも書いたように、無名の市長候補を当選させるその影響力は誰にもマネの出来ることでないと思う。

しかも、この御仁の凄さはそれだけに終わらない。とにかく橋下知事が何かするだけでニュースになると言うのには、驚かされるばかりである。

ざっと、最近の記事を集めただけでも、

①「府庁移転議案を再提出 否決なら辞職可能性も」とWTC移転に意欲的。

いわく、「橋下知事は庁舎問題解決には、WTC移転が最も費用が安いとする。府の試算によると、WTC移転には195億円かかるが、現庁舎周辺の土地活用で371億円の収入があり、176億円の黒字になる。現庁舎を耐震補強して使い続けた場合、支出は改修費などの140億円、土地活用収入は171億円に減り、黒字は31億円。全面建て替えは365億円の赤字になる」というのが移転に彼がこだわる理由。そして、府議がどうしても反対するようなら、ホントに辞職するかも(http://www.asahi.com/special/08002/OSK200909250069.html)・・。

②民主党が目玉にする「国家戦略局」に対し、地域分権改革に向けたプランを提案するため、“対民主党チーム”を府政策企画部内に設けた。

彼の東国原流と違うところは、国に対し『お金をください』といった主張をするのではなく、地域が責任を持って稼ぎ、行政を運営していくためのプランを出していく。そして、地域に権限を与えるよう迫る処か・・(http://sankei.jp.msn.com/politics/local/090902/lcl0909022023004-n1.htm)。

③府が負担金などを支出している国関係団体に対し、官僚OBの天下りの実態や事業内容などを調査。過剰な基金を抱えるなど、負担金の支出が妥当でないと判断した場合、来年度からの予算をカットすることで、天下りの温床とされる国関係団体の改革を迫る考えだという(http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1253353451/)。

いや~、天下り撲滅を掲げる民主にとっても強力な助っ人であるが、逆に政権がいい加減にこの問題を扱うとどえらいしっぺ返しを食う恐れも・・。

④橋下知事は府が和泉市で計画している槙尾川ダム(総貯水容量140万トン、総事業費128億円)について、行政のデータでは必要となる「(計画を見直すべきか)と悩んでいるという。

だが、ここからが東国原流儀と異なるのは、そのデーターを鵜呑みにしないこと。そして、嘉田知事の、「行政のデータにだまされるな」「協力します」のアドバイスに従おうとする判断力を持ち合わせていることである(http://www.asahi.com/special/08002/OSK200909240066.html)。

⑤いや、さすが、地方自治に国政にと、とどまるところを知らない橋下知事だけのことはある。

全国知事会の麻生渡・福岡県知事ですら、もはや彼を無視することは出来ず、態々、来阪。橋下氏の持論である「国の出先機関の権限を広域連合で取り込む」問題について、意見調整するぐらいであるhttp://mainichi.jp/seibu/seikei/news/20090921ddp041010014000c.html)。

一方、自民党惨敗の影の功労者(?)、東国原知事はその後、どうしていたのだろうか。

師匠のたけしから「しばらく、宮崎に帰って謹慎していろ」といわれたにもかかわらず、こちらも、しっかり、パフォーマンスは怠りない。

但し、マスコミに顔を出すほうだけ。やってることは相変わらず、スットコどっこいばっか・・。

たとえば、

①民主党が検討している2009年度補正予算の一部執行停止について、まだ、何も明らかにされないうちからしゃしゃり出てくる。

そして、「当然、法的な対応を考えなければいけない。訴訟だろう」とカッコをつけたつもりが、相手が悪い。

何しろ弁護仕上がりの大臣の仙石由人氏。、「大いに結構なことだ。訴訟になれば、私が責任を持つ。表で決着をつけた方がいい」と切り返されるバカっぷり(http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090923/stt0909231422004-n1.htm)。

とにかく、この知事先生。言ってる事も行動も支離滅裂。先月末に民主が圧勝した途端、「ちょっぴり不安もあるが、チャレンジャーなので、失敗を恐れずにどんどんやっていただきたい」と述べたばっか(http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090831/elc0908311354128-n1.htm)・・。

それが、舌の根も乾かぬうちに、新政権に「訴訟」だとのたまう。おそらく、自分が脅せばしたてに出てくるとでも思ったのか、それも裏目に出ていささか的外れ。

②あわてて、28日、前原誠司国交相と福島瑞穂消費者・少子化担当相を表敬訪問した。衆院選では自民党からの出馬に前向きで、民主党には批判的だったが、この日の訪問後は「国を変えていきたいというエネルギッシュさを感じた」と持ち上げ、新政権とは「是々非々で」と強調したという(http://www.asahi.com/politics/update/0928/SEB200909280042.html)。

そして、えらそうに、会見後、「裏金を全部暴きたいから協力してくれと。(あれから)お互いがわかり合えたところがありましたね」だって・・。

それに、少数政党だと、これまで馬鹿にしていた福島大臣には「同郷のよしみで・・」とこちらにもすりすり。

③一方、落ち目になった、自民にはもう用がないと、ついこの間まで、「自民、自民」といっていたのが豹変。

「自民大敗」に絡む自らの責任を否定。「(責任は)全くないとはいいませんが、私が“麻生”の時に出した世襲をやめるとか、地方への税源移譲がマニフェストに盛り込まれなかったことが国民に受け入れられなかったからでは」と、何と麻生前首相を呼び捨てにした」と言うのだ(http://news.livedoor.com/article/detail/4333680/)。

いや~、ここまで、品性下劣さを見せつけられると、悪いけど宮崎県民性まで疑いだしたくなる。

そして、橋下知事と東国原知事を並べて比較することまでもう無意味。却って、比べるのが橋下知事に悪い気までしてきたっけ・・。

【参考】

『橋下知事VS東国原知事-part5 「”何サマ”発言で男を下げた東国原知事、今度は自民に”ゴマすり”戦術!?(09.8.6)』

『橋下知事VS東国原知事-part4 「はしこい知事とタレントそのまんまの知事が全国知事会に果たした功績とは!?」(09.7.16)』

『橋下知事VS東国原知事-part3 「タレントの壁を越えるのはどちらが先!?」(09.4.12)』

『橋下知事VS東国原知事-part2 「マニフェスト達成率はどちらが上!?」(09.1.28)』

『橋下知事VS東国原知事-part1 「どちらが知事にふさわしいか」(08.7.27)』

最後までお付き合いいただきありがとうございました。ご批判ご賛同、なんでもいいですからコメントもいただければ幸いです。♪

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