マッシーパパの遠吠え

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星野ジャパンに出来なかった”サムライ野球”が、なぜ原監督で出来たのか!?

2009-03-25 00:51:02 | Weblog

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7回2/3まで岩隈の好投で3対2、この分では杉内(1/3)、ダルビッシュ(2回)の継投で逃げ切りかと思ったのもつかの間。9回、ダルビッシュ有が李机浩に同点打を喫した。そして、なんとか後続を断ったものの、延長に入れば、キムチパワーの粘りと後攻めの有利から一寸やばくなったとマッシーパパの心臓はパクパク。

だが、10回、2死二、三塁でイチローが、タイムリーヒット、駄目押しの2点をたたき出したのである。ここで勝負あったか、さしもの怒涛の攻めも、意気消沈したかのように沈黙、そしてゲームセット。思わず、にわかファンの家内と手を取り合って喜ぶ興奮ぶり・・。

それにしてもしんどいゲームだった。そして、「神が降りてきた」としか思えないイチローの見事な土壇場での変身。はじめて、「天は自ら助くる者を助く」という、ホントの意味を理解した思いである。それほど、彼は不振に苦しみながらそれでもひたすら耐え、チームのため、日本のために粉骨砕身してきたからだ・・。

処で、当ブログでも取り上げたが、チーム編成からキャンプまであくなき、原監督とイチローへのバッシングの数々。又、本番が始まったら始まったで、戦術にまで、重箱の隅をつつくかのような日刊ゲンダイ等の抽象記事。

いや、原監督など、監督選びのときからすでに、身内のナベツネにまで「原はまだまだ普通の人間」と軽んじられるし、コーチを選べば、やれ、コーチが目立って監督の存在感がないとか批判される。

又、選手を選べば選んだで、中継ぎピッチャーがいないの、右バッターが少ないの等々、小姑張りの批判が降りかかる。

そして、「あなただけには言われたくない」の星野仙一に、「韓国は北京に比べたら戦力は落ちた」の、「徴兵免除のインセンティブがない分、戦いやすい」と、ケチをつけられる。

まーだある。厭味ばっか撒き散らす、野村監督にまで、23日のWBC準決勝、米国戦に向けて、「運気は最低、イチロー使っちゃダメ」だの、このチームでは「決勝の韓国戦に負ける」とまで侮られる始末。

もう、ドイツもコスタリカも、言った言葉に責任持って、監督とイチローに誠心誠意謝らないと、国民が許さないだろう・・。

そこで、ふと思ったのだが、前評判がよかった星野ジャパンがメダルも取れず、世論に後押しされてやっと決まった原監督がプレッシャーの中、連覇の偉業を達成できたのは那辺に違いがあるのだろうか?ということ・・。で、

それを考察する方法として、第1回WBCを制した王ジャパンの勝因をなぞってみよう。それは大きく、3つあり、

まず、チームの目指すべきプレースタイルである。王はそれを「スモールベースボール」と呼び、ベースボールと野球の違いを明確にした。つまり、全員野球のチームワークを重視したのである。

これには、原も同じ考えを持ち、彼は「つなぐ野球」と称して決勝までの9試合、ぶれることなく実行させていた。一方、星野ジャパンには明確なビジョンも目標もなかった。彼はチームワークより、個々の選手の高いレベルや個人技(パワー)を重視、いわば、「闘将に弱卒なし」のチーム作りを目指したのである。

即席に作られたチームの宿命として、どうしてもチームをまとめるカリスマ的なリーダーが必要になる。

幸い、王ジャパンの要であったイチローが原監督とのパイプも太く、引き続き、それを買って出た。一方、星野ジャパンにはその役をする選手はこれといってなく、むしろ星野自体がそれを許さなかったきらいもある。

監督の一番の役割は選手のもつベストの能力を引き出し、選手に気持ちよく戦ってもらう舞台回しである。

原監督はその意味で、うってつけの才能を持つ。まず、星野と違って、自ら目立とうとしない。そして、選手に対しても高圧的な素振りも、相手がイチローでもおもねるような態度も取っていない。それどころか、いつも、笑みを絶やさず、泰然と振舞うところは王監督と寸分も違わない。

むしろ、年の若い分、一層、選手とのココミュニケーションが上手く取れたのであろう。一方、星野はコーチも選手もお友達を集め、元中日監督時代の子飼いには鉄拳制裁の疑いもあるぐらい、力で抑えようとした。

もう、これだけでも、原と星野の違いは歴然、又、原が王と並ぶ偉業をなしえたのもよく分かるというものである。

が、違いはそれだけに終わらなかった。「NEWS JTANJYAN」の斉喜記者は原監督の評価すべき点は場外でも紳士であったこと。そして、記者会見のコメントにもその違いがあるというのだ。

即ち、キューバ戦に勝った後は、「尊敬するキューバに勝つことができて嬉しい」と言い、そしてアメリカ戦を前にしては「尊敬するアメリカ野球に挑戦てきるので、大変興奮している」と発言している。

又、5度戦った韓国にも「とても立派で特別なスタイルだ。組織力とスピード、パワーも優れている。世界的水準になった。韓国に3勝2敗でやや優位だが、野球の勝負は紙一重。韓国と決勝で戦えたことは誇らしい。よいライバル関係として今後の野球を引っ張っていきたい」とエールを送っている。

要するに、戦う相手を尊敬し、かつ、勝っても決して驕らない、まさに、これこそが「侍」の精神であると評価するのだ(http://www.news.janjan.jp/culture/0903/0903219874/1.php?action=tree)。

まったくそのとおりで、これが、星野氏となると、まるで逆。

「金メダルしかない」と公言しながら、メダルが取れないとなると、

「選手の慣れない午前中に試合をした」の、「審判のストライクゾーンが違う」と繰り言ばっか言う。つまり、敗軍の将、未練がましく、兵を語ったのである。

ここのところが、同じく、WBCの名物誤審審判・デービッドソンに悩まされた王監督が、会見でおくびも出さなかったところと大いに違うところか?・・。

ともあれ、トップはすべからく、王や原監督のサムライ精神を見習うべし。そして、政治も経済も閉塞した今、原監督率い、イチローが先頭切った「侍ジャパン」の偉業こそ、どれほど、日本国民が元気付けられたかに想いをいたすべきでないだろうか・・。

原監督をはじめ、サムライジャパンの皆さん、感動をありがとう!・・。

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