先ず、このauのCMを見ていただきたい(http://www.youtube.com/watch?v=CbXBO0jgD0k&NR=1)。
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これに違和感を感じる人は関西、何も感じない人は関東の人だと、先週の「秘密のケンミンSHOW」は説く。つまり、関西の人は園芸用の移植こてを「スコップ」、工事現場で使う大きなものを「シャベル」と全国の人と逆さに呼んでいると不思議がるのである。
言われた、ゲストの関西タレントは一様に「ウソッ!」と絶句している。マッシーパパも驚いたが、本当に驚いたのはその後。
どうやら本当のホントはCMの「シャベル」が「移植こて」、工事用を「スコップ」と呼ぶようで、今度は、移植ゴテを「シャベル」、工事用が「スコップ」と信じていた関東人がずっこける!・・。
そしてスコップとシャベルの違いも、足をかけて掘るように角ばった形のものが「シャベル(剣スコップとも言う)」、なで肩のものが「スコップ」とか(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%99%E3%83%AB)。
いや~、それにしてもなぜ、東西でこのような違いが発生したのか? 業界でもよく分からないそうであるが、こんな不思議はさして珍しいことでない。
マッシーパパが知っているだけでも、
●タクシーの色が黒かエンジの西に対し、カラフルな黄・オレンジ・緑の東
●灯油のポリタンクの色までも西の青に対し東の赤
●トイレ紙は東京がダフルなのに大阪は8割がシングル。だからか神戸でも特別安売りはほとんど"ダブル"
●ファッションも東はナチュラル系、西は派手。光り物を好むのも関西人に多いとか。化粧も西の女の子はアイメークに力を入れ、ファンデーションはシャープなブルー、グリーンを好み、リップグロスもラメ入り。東はナチュラルなベージュ中心のパステルカラーが中心。尤もこの差は歴史の違いとか。西が「公家風」のくっきり厚化粧に源を発し、東は「武家風」の目立たない美しさを重んじたことに有る様だ。/処で、食べ物でも違いがある。
●又、欲しい品物を買った時、如何に安く買ったか自慢するのが大阪、逆に高かったかを誇るのが東京
●市バスの後乗り・前降り・後払いが西、前乗り・後降り・前払いが東
●エスカレータで並ぶのは東が"左側"。西は"右側"で急ぐ人は左を通る
●お中元を送る時期は東が6/中~7/初旬、西は8月のお盆頃とか
●そして、セミの声まで西の「しゃーしゃー(クマゼミ)」と東の「ミーンミーン」
いえいえ、食べ物まで違いがあるようだ。
●東京月島の名物「もんじゃ焼き」、確かに世界一(?)のお好み焼きを食べてる関西人にこいつはタダの"ままごと"(失礼)。おまけに食べる時まで、東の箸に西のコテ。
●東京で「肉」といえば豚。肉じゃがも野菜炒めも全てブタ肉。ついでに大阪の551の豚マンも関東では「肉まん」?
●お雑煮に入れるのが西の丸餅、東の四画餅、勿論、つゆも関東の「すまし仕立て」に関西のおみそ汁
●大阪人が一度食べたら二度と食べたくなくなるという真っ黒なつゆの東京の「うどん」
●関西では4~6枚切りと決まっている食パンが東は6枚、それも8枚切りがありとか。
●カップ麺にも東西で味が違う。東の方が薄いそう。この他にも「おにぎり」の形が東が三角、西は俵型。逆に「いなり」はその反対。
●「マクドナルド」の呼び方まで、東の「マック」に対し、西は「マクド」等々
そして、事のついでに申し述べるなら、(社)「大阪アドバタイジングエージェンシーズ協会」が大阪人の生活意識と行動調査をする目的で、「浪速っ子」300人と「江戸っ子」300人に対し、ネットアンケートを実施。その調査結果から、「大阪人のケチでせっかち」という定説の正しさが裏付けられたと言う。
即ち、①信号が「青になる前に渡り始める」人は大阪(48%)が東京(36%)を上回った。
②カフェでランチを注文した時のタイムリミット”10分まで”が大阪(51%)で東京(44%)を上回り、長く待てない人が多い。
③話に落ちがないと気に入らない人は大阪(38%)、東京(26%)というからやはり、芸人根性は大阪が上
④値切りの習慣は大阪(41%)で顕著(東京26%)。しかも、東京で値切るのは女性に少ないけど、大阪は性別による差はほとんどなしとか。
⑤逆に東京が上回ったのは「宝くじで10万円当たった時、誰にもお裾分けしない」の20%で大阪より8ポイント上。
⑥又、意外なところでは、「人が道に迷って困っているときに尋ねられたら答える派」が、わずか2%だが東京(15%)の方が多い等々(http://www.47news.jp/CN/200701/CN2007011601000565.html)。
あ~、なるほどと調査結果にうなずくものの、それらのポイント差を見る限り、まだ、決定的というのは早い気も。又、確かにせっかちなのは間違いないとして、値切り=ケチはいただけない。
マッシーパパに言わせると、大阪人の値切りは一種の文化。浪速商人の伝統を引き継ぐもので、むしろ、「始末」の変形。少しでも安く買うことで、ムダを省くという処方術。その代わり、使うときには、「ぱあーっ」とまとめて使うというものでないだろうか?
でも、その大阪の「値切り文化(?)」もいずれ、廃れていきそうだ。それが証拠に、始めから高い値札をつけて、客の値切りに応じる大阪商法の家電店は次々倒産。東京系のヤマダやコジマ、ケーズ電気等に吸収合併されている。
やっぱ、今の若者には始めから値引いているか、値引きの変わりに、ポイントをたくさん貰うほうがかっこよく映るのかも。
そして、互いに相手の腹を探り合う、「値切りゲーム」より、Wiiやプレステのゲームの方が楽しいのではないだろうか・・。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。ご批判ご賛同、なんでもいいですからコメントもいただければ幸いです。♪
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逆に大阪は競合店が少なくなってしまったようで、電気街では値切ることが難しい、そもそもないようになっていると感じます。