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「面白うてやがて悲しき茶番劇」とでも言おうか、菅さんにしてやられたセンセイたちは揃って切歯扼腕?
まず、不信任案否決の茶番劇でピエロ役を演じさせられた鳩山前総理は、「ペテン師まがいのことを、時の首相がしてはいけない。不信任案に賛成しておくべきだった」と、怒り収まらず・・。
又、その鳩・管密約の詳細を知らされていなかった小沢氏は”蚊帳の外”にふてくされて欠席。
一方、小沢・鳩山連合の「決起情報」に飛びついて、決議案を急いだ自民執行部の石破氏は「誤った情報に踊らされて高揚したのは、間抜けだった」と反省する。
ま~、狸と狐の騙しあいが常識の永田町、なかんずく、詐欺的マニフェストで政権奪取した人たちが、あっさりと騙されるのも又、面妖なことである。
やっぱ、これもあれも、永田町の勘違いから来る「間抜け」が原因?
①まず、その筆頭は、「名は体を現す」、ルーピー鳩山。
彼は自分が総理のときに「普天間移設に腹案がある」とグローバルなウソをついたのをさておいて、「時の首相のうそはいけない」発言はないだろう。
それに彼は「騙された」というが、実態は単なる彼の勘違い。
肝心の「確認書(http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110602-OYT1T00623.htm)」には辞めると、一言も書いていないし、署名捺印もないことからそれは明らか。
では、なぜ、勘違いが起こったのか?今朝の辛坊氏のニュース解説でわかることは、
鳩山派の総会で既に、「他党の不信任案に賛同するのは筋違い」とするのが派閥のコンセンサス。それに対し、小沢派が71票固めたとの情報が入り、鳩山御大が超乗り気になった。
彼の、どうしても「賛成する」のわがまま(?)に、やむなく、同派の大番頭・平野氏が水面下で岡田執行部と接触。その落としどころを探った結果が件(くだん)の玉虫色の文面。
そして、「とにかく菅さんもメドがついたら辞めるといっているのだから矛を収めて・・」と丸め込んでしまったとか。
つまり、世間で言う処の鳩・管の「同床異夢」。あるいは赤穂浪士の襲撃に実父吉良上野介を助けようと出兵する藩主上杉綱憲を制止する家老・色部安長の例・・と、思えば、この大いなる勘違いも、なぜ起こったかがよくわかる。
②次に、小沢氏だが、彼の勘違いもはなはだしい。
彼ほどの票読みの天才が、盟友の鳩山派の動向を読めなかったこと自体が勘違いの始まり。
しかも、天下分け目の山場に、「1時間ごとに変節する」鳩山に全権を託したなど、「焼きが回った」と思われても仕方ない。
それと、股肱の臣を見殺しにしたのは最大のミス。これでは、離党覚悟の部下の信義に応える意思はないと見られ、
もはや、「次の戦いにむけてがんばろう」と、虚勢を張っても「まるでお通夜」でしかなく、盛り上らないのは当然。
ま~、よわい、69才の小沢氏。又、一からやり直すには、なかなか踏ん切りがつかないのも、同世代として、すごくよく理解できるのですが・・。
③そして、石破氏も「(自分は)時期が早いと反対したのだが・・」という思いは理解できるが、「情報に踊らされた長老」のせいにするのはこれまた、勘違い。
もし、それが事実としても、不信任案が成立していれば、「そら言った通りだろう」と自民党は長老支配に逆戻り。
又、今回のような結果になれば、執行部の判断が甘いとこれまた、彼らの批判の対象に。
どちらにしても、あなた方は「新しい自民党を再生」するといったはず。だったら、人のせいにするのでなく、自らの力と判断で倒閣に挑むべきでなかったのか。
その意味では、むしろ責められるのは、ひとまかせにして兵を動かしたあなた方ではないのか?
処で、勘違いしている輩はこれだけではない。
④「辞める」と言って、「辞めない」菅さんの勘違いは、はかりごとがうまくいったと思ったのが、思わぬ抵抗。それも衆院ではなく、衆寡敵せずの参院。早速、天敵、西田昌司、山本一太議員による遠慮会釈ない責め。果たしていつまで耐えられるか?
⑤ついで、勘違いの主は、この騒動の首謀者と一味へのけじめのつけ方もしらない民主党執行部。
どうやら、実際に造反した謙公氏だけをスケープゴートにして、首謀者の小沢氏や欠席・棄権した小沢チルドレンらには除籍処分すらできない模様。
そもそも、この騒動の原点は小沢氏の「党員資格停止」というあいまいな処分で(執行部が)逃げたことに起因しているのは明らか。
その上に、この始末では益々、両派のしこりが深まり、火種を残すことになるのは必定。
⑥又、今回の欠席・棄権(http://zezehihi.com/2011/06/02/japan/seiji/admin/%E8%8F%85%E5%86%85%E9%96%A3%E4%B8%8D%E4%BF%A1%E4%BB%BB%E6%B1%BA%E8%AD%B0%E6%A1%88%E3%81%AB%E6%A3%84%E6%A8%A9%E6%AC%A0%E5%B8%AD%E3%81%97%E3%81%9F%E8%AD%B0%E5%93%A1%E4%B8%80%E8%A6%A7)のほとんどが小沢チルドレンであるが彼らもいささか誤解しているようである。
きっと、彼らにとって、選挙は何よりも怖い。ましてや管政権の下、小沢チルドレンは冷や飯を食わされるのは間違いなく、ならば、「選挙の神様」の助けを得ようと、行動をともにしたのだろう。
だが、彼らが一番の生き残り策と思っているその不甲斐なさこそ、勘違いだと言うのである。
なぜなら、有権者はこの非常時において、「国会議員がそれぞれの役目をどうように果たしてくれるか」に期待しているし、一挙一頭足をみているのだ。
⑦さて、勘違いの最大の御仁がご存知、風見鶏の原口一博氏。
戦犯の張本人の一人でもあるのに、言い訳が目的なのか、菅さんの次の世代へのバトンタッチ発言を勘違いしたのか、TVにはしごのしまくり。
2日の「朝ズバッ」では早速、「態度を一転させた理由」として、党内で議論する場を持ってもらえなかったからし方なく造反、それが、辞任発言で一転、矛を収めたと、まるで煽っていたのを忘れたかのような発言。
この言い訳の、「両院総会を開いてもらえなかった」も、ただ賛同者を集められなかっただけなのだがそれこそが勘違い。
もっと勘違いなのは、「原口さんも次の世代ですが、名乗りを上げますか」と聞かれて、得たりと、「そのときは逃げるつもりはありません」だって・・。
ま~、司会が、「みのさん、みのさん」と慕ってくる輩は大好き人間のみのもんた。その彼のヨイショとも知らずに(?)・・。
でもこれが、ホンモノの政治評論家が同席するワイドスクランブルでは、福岡正行先生に(魂胆を)見抜かれて、
「辞任発言の後に議論もなく、旗幟を鮮明にせずに表決に入ったのは間違い」と、まずはやんわりたしなめられて、
「内閣にいる次の世代の野田財務相か海江田経産相を担いであなたも協力しなさい」と勘違いを諭される始末。
やっぱ、見る人は見ているのだが、こんだけ、勘違いの人が永田町に充満しているようでは、根本からシャッフルしなおさないと永遠に政治の世界は浄化されないだろう!?・・。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。ご批判ご賛同、なんでもいいですからコメントもいただければ幸いです。♪
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