マッシーパパの遠吠え

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野田総理の”二枚舌”に隠されたTPPの本質、本当に怖いのは”コメ”ではなく”非関税品目”!?

2011-11-21 22:50:27 | Weblog

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参院予算委員会をTVで見るにつけ、思うのは衆院予算委の野党のセンセイの迫力のなさ。いくら、数の力で負けているからといって、もう少し、国民に訴えるものがあってもよさそうなのですが。

そこにいくと、参院予算委の山本一太・西田昌司自民党コンビの舌鋒鋭い突っ込みはいつ聞いても小気味がいい。

このコンビ、期待にそぐわず、先週もやってくれましたよね!。

勿論、西田議員による総理はじめ閣僚の黒い疑惑追及も良かったが、一太議員による、TPP参加で露呈した総理の「二枚舌」発言の突っ込みも秀逸。

尤も、山本一太本人は、ブログ、「気分はいつも直滑降」に、

「今日の質問は迫力があってよかった!」「衆議院で、ああいう攻め方が出来る政治家は見当たらない!」の賛辞に、「お世辞でも、嬉しかった」と謙遜しているが、その迫力への評価は決してお世辞でないだろう。

だからこそ、翌日の「朝ズバッ!8時またぎ」にもデカデカ、

野田首相、大丈夫なんですか? 日米でも閣内でも食い違うTPP これでも日本の国益守れますか?』と、マスコミにしては珍しい批判を呼び、

「3つの食い違い」として紹介されたのが、それは・・

閣内の食い違い

鹿野農相は、総理が交渉参加表明の際、「交渉参加に向けた協議」と述べたことについて、「交渉参加を前提としたものではないと理解している」と答弁。

これに慌てた総理が、「交渉に入る、入らないというのは前提でない」と否定するなど、閣内不一致を露呈(?)

「例外品目」対応の食い違い

総理は「国民皆保険制度を壊してまで参加しない」と明言したが、コメは「例外品目」といわず、「農村も守り抜く」と言葉を濁している

日米の食い違い

日米首脳会談で「総理が全ての品目を交渉に乗せる」と公表した米政府に日本が抗議、米政府は(口頭で)これを認めたと発言を否定。

だったら、公式に「訂正を求めるべき」という一太議員の追及に、「訂正を求めるつもりはない」と逃げの答弁、などなど。

まさに、この食い違いの酷さを見れば、野田総理の説明はもはや詭弁。言い逃れであることは歴然であろう。

実際、この後も、ホワイトハウスは野田ポチ外交の足元を見すかすかのように、「声明は野田首相とオバマ大統領の会話に基づいて作成された」と態々、念押し、声明を訂正する考えのないことを明言している。

では、この食い違い、というより「二枚舌」が何ゆえ起こりえたのか?

この番組の解説者、TBSの播磨卓士・解説委員が謎解き、

①この種、国論を二分する問題は得てして、「国内向け」と「国外向け」で言い回しが異なるのは他国でも良く見かけることで、

②そもそもが「(国内向けの)交渉参加に向けての”協議”という表現はアメリカ人にわかるわけもない」、ましてや、「TPPは全ての品目をテーブルに乗せるのは当たり前」、しかも、すでに「大枠が決まっている」現在、

あれもダメ、これもダメでは「TPPつぶし」、

ましてや、アメリカが頼んのでもなく、後から「参加させてください」と言って来た日本にその権利はない、

と言うのが国際常識。

だからこそ、一太議員も確信をもって、「二枚舌」と批判したので、総理の「こちらで言ったことと、あちらで言ったことが違うのを二枚舌という」と、いくら抗弁しても詮無い議論。

その証拠に、「交渉に入るか入らないかの前提」ですら、こんなに食い違うのだから、交渉のテーブルに着いたらもっと大変、

もう、パンドラの箱を開けたような騒動になるのは間違いない。

中でも、「非関税品目」は”コメ”など関税を撤廃する問題よりもっと深刻な結果を招来する。

その一つが、上述する「国民皆保険制度」、

総理は「保険制度を壊してまで参加しない」というが、TPP参加国の中で、唯一皆保険制度を持つのは日本だけに、これを例外品目とすることは至難の業。

しかも、アメリカが強みとする保険業界がのどから手が出るほど日本市場を狙っているだけに、米政府の対日交渉への横車は半端でないだろう。

次に狙われるのが「金融」、

間違いなく、国民の財産、「郵貯」はもとより、銀行、証券も支配され、挙句、日本のウィークポイントである為替で痛い目にあうのは必至。

そして、最も、ダメージを被るのが「人の行き来の自由」、

安い外国人労働者の日本参入が解禁。大企業は今の日本人パートより安い賃金で労働力が得られると、どんどん入れ替え。

かって、正社員の非正規社員化が燎原の火のように広がったように、流入した外国人労働者で街は溢れかえる。

まさに、「民主党、1000万人移民受け入れ」構想の正体見たりである。

又、一方で、「外国人参政権」や、「人権擁護法」を彼らのために付与することで、

対米従属議員と外資系大企業が支配する空恐ろしい日本に様変わりしないとも限らない。

以上のことがマッシーパパだけの杞憂でないのは、「サルでもわかるTPP(http://luna-organic.org/tpp/tpp-1-1.html)」をご一読いただければ納得できると思います。

一寸、長い文章ですが、ぜひお読みください・・。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。ご批判ご賛同、なんでもいいですからコメントもいただければ幸いです。♪

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