マッシーパパの遠吠え

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口を開けば「不退転」と粋がる野田総理の覚悟ってこんなもの!?

2012-01-05 20:48:27 | Weblog

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この御仁、「何が何でも消費税」と、何かに憑(つ)かれたみたい。

やたら、口を開けば、「不退転の決意でやる」とか、「国難」だの「歴史的使命」だの、挙句は「捨て石になる」と意味不明の言葉を連発する。

昨日も昨日とて、年頭記者会見で、英国のチャーチル首相の言葉を引き合いに「ネバー、ネバー、ネバー、ネバー・ギブアップ」とその決意を強調したとか。

いや~、それにしても何か変だと思いません。この「ネバー・ギブアップ」だって、ドイツという「敵」に屈しないという決意ですよね。

それに、「不退転」も「捨石になる」も、誰かを守るために、「身を犠牲にしても屈しない」という意味と思うのですが・・。

では一体、誰が「敵」で、「誰」のために「身を捨てる」のですかね。

まさか、「国民」が敵ではないですよね。本当に「国民のため」を思って言っているのでしょうか?

だって、国民はノダ流の「やると言ったことは何もやらず、やらないといったことをやる」マニフェスト詐欺にはもう、うんざり。

百歩譲ったとしても、「いきなり増税はなかろう。する前にすることがあるだろう」し、何よりも先に「民意を問え」というのが国民の意思。そのことは、不支持が支持を上回ったことでも明らかでしょう。

それでも「不退転」でやらねばならないというのは面妖なことだが、ひょっとして、財界や官僚の既得権益を守るためなの!?・・。

そういえば、「iwaoka2」さんのブログ「日本語」に、

政治家が漢語をよく使うのは、「(漢語が)知的で意味がわかりにくい。その曖昧さが好都合だから」と看破。

この「不退転」も、仏教用語で、「退くことのない位。仏道修行の過程で、既に得た功徳を決して失うことがないこと。いったん達した位からあともどりしないこと」(仏語辞典)
位は地位である。今の地位や利権を決して失わない決意ともとれる
」と、読み解いている(http://iwaoka2.exblog.jp/5866131/)。

いや~、なかなか、面白い解釈ではあるが、むしろその手の政治家なら小泉ジュンイチロー、

野田総理に当てはめるにはちと買いかぶり(?)。

ま~前述の「ネバー・ギブアップ」を見る限り、彼がただカッコをつけようとして生じた、単なる「誤用」。

その証拠に、3日、母校の千葉県立船橋高校の同窓会に出席し、「四方八方から弾が飛んでくるが、最近は後ろからも飛んでくる」と語ったのもその類。

しかもそれは、舛添要一氏が2007年の参院選大敗に、「年金問題が敗因というより、相次いで起きた閣僚の問題発言や不祥事。前から飛んでくる敵の弾じゃなく、後ろからやられているわけです」と語った「後ろ弾」のパクリ。

あろうことか、「四方八方から」と前置きしながら、「後ろからも」と重ねる与太郎節。

ついでに言えば、就任早々の「ドジョウ演説」もそうですよ。

引用した相田みつをさんの「どじょうがさ 金魚のまねすることねんだよなあ」を信条にするのかと思ったら、

「ドジョウ」になったのは、都合悪くなると、「土の中にもぐる」か、事業仕分けの「柳の下の3匹目」を狙うぐらい。

いや、本当は何もできないので、

誰もできなかった「消費税増税」を財務官僚におだてられその気になって、「金魚」になろうとした。

ま、これも広い意味で、「誤用」といえるのでは・・。

いやはや、こんなお人が政権交代した民主の三代目だから、「売家」と唐様で書くのももっともだ~、もっともだ~ !・・。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。ご批判ご賛同、なんでもいいですからコメントもいただければ幸いです。♪

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