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政府は10日の閣議で、麻生首相が昨年9月就任から今年1月までに外遊した費用を、5回で約6億5800万円に上ると公表した。
これは、喜納昌吉(きなしょうきち)参院議員(民主)の質問主意書に答えたものだが、ほかにも、「首相は外交で得点を稼ごうとしているとの論調もあるが」の問いに、「重要な国際会議に出席し、各国首脳と会談を行うことは大きな意義がある」と回答したとか(http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009031000376)。
処で、これに対し、ネット上では「それがなぜ問題なのか」「目くじら立てるほどの金額?成果があればいいのだろう」、挙句に「素性の怪しいあんたに言われたくない」など、かえって、批判の嵐が民主党に向けられている。
確かに、質問趣意書は国会で質疑のできない議員が、唯一政権に迫れる有効な手段。これで、鈴木宗男氏は外務省に連発し、辟易させるとともに省の恥部暴きに成功している。
だけど、今度のケースはどう考えても喜納議員の勇み足。まず、何よりも知りたければ予算委員会で同僚議員が聞けばすむもの。又、その額を知ってどうするつもりだったのか、目的がはっきりしない。そして、なぜ、党がそれを調整しなかったのか不思議でならない。
それに、もし、「閣下が外遊で得点を稼ごうとしている」のを追求したかったのなら、むしろ、総理が外遊するつど、政府関係者がぞろぞろ同行し、その費用をかける割りに外交成果が上らないことを突くべきではなかったのか。
しかも、質問する当の議員が、04年参院選挙で運動員が選挙違反で逮捕されたり、北朝鮮との対話友好を目指す議員連盟「朝鮮半島問題研究会」の幹事をするようでは、「外交」云々はちょっとまずいのでは・・。
そこで、マッシーパパが代わって、麻生閣下の上記5回の外遊とその後の日米首脳会談など3回、都合8回の外遊がいかに無意味だったかを検証してみたいと思う。
①まず、外遊の皮切りは08.9.25:首相就任早々の翌日、0泊3日の弾丸ツアーで国連総会出席。その演説で機器トラブルにあい、「日本の機械じゃないですよね」と英語でジョークを飛ばしたまではよかったが、会場はガラガラのさもしい、もとい、さびしい限りであった(http://www.youtube.com/watch?v=lAMBoI8A3N4&feature=related)。
②08.10.25:中国で開催されたアジア欧州会議(ASEM)に出席、中韓国首脳らと会談。但し、終始笑顔を振りまいた以外取り立てて成果は見られず。それどころか、初の日韓会談で竹島問題に触れられず弱腰外交と揶揄も(http://lislog.livedoor.com/r/15722)。
③08.11.14:金融サミットに出席、国際通貨基金(IMF)の危機対応力を強めるため、出資額を現在の約3400億ドル(約34兆円)から倍増するよう提案。日本も1000億ドルを拠出する方針を表明する。ま~、太っ腹のところを見せようとかっこつけたのだろうが、日本外交らしく、カネでしか国際協力できない見本を見せた?でも、誰も喜ばなかったぞ!
④08.11.22:「APEC」で初のオバマとの首脳会談が期待されたが断られる。又、日中首脳会談でも中国ペースで振り回され、存在感も見せ場も作れず(http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/198389/)・・。
⑤09.1.11:日韓首脳会談で国際的な金融危機や北朝鮮核問題に協力していくことを確認、両国首脳が相互訪問する「シャトル外交」は決めたものの、「竹島」問題は一切、話し合わず。
⑥09.1.31:呼ばれもしないのわざわざダボス会議に押しかけ、アジアの内需拡大に向けた協力強化として総額170億ドル(1兆5000億円)のアジア向け政府開発援助(ODA)供与の用意を表明。ここでも、金満家日本の太っ腹を演じる。
⑦09.2.24:世界で始めての「オバマ大統領と首脳会談」に臨んだはずが、昼食会も共同会見もない、そっけないもの。そして、米国のマスコミや国民からも歓迎されなかった一人芝居の外遊。いや、うわさでは、オークションで手に入れた切符は相当高くついたとのこと(http://www.youtube.com/watch?v=Et7cVg33jlw&feature=related)。
そういえば、その昔、「松ノ木小唄」と言うのが流行ったけど、確か歌詞は、恋にもいろいろあるが、「金もって来いでは恋でない」だったと思う。恋しい恋しいと閣下オバマに想いを募らせても、「金もって来い」ではね(笑い)・・。
⑧09.2.18:ロシアの招きでヒョコヒョコ、戦後初めて日本の首相がサハリンを訪れたことにより、サハリンの帰属はロシアにあることを認めてしまった。その上、4島返還の日本の国是を曲げるかのような2島返還+アルファまでロシアに期待させる誤った外交をしてしまったなど等。
これを見れば、一目瞭然。外交成果らしいものはなにもない。しかも、外交が得意と言うのなら、バカでもチョンデモできる「税金のばら撒き」ではなく、したたかな口先を使って国益につながる仕事をしてほしいね。
たとえば、北朝鮮の拉致問題、ロシアとの北方領土、中国との東シナ海ガス田。韓国に奪われた竹島領土の回復。そして、在日基地の不平等な日米地位協定や日本負担金(思いやり予算)の削減交渉など、未解決の問題に目鼻をつけてから言ってほしい。
そのどれもスルーして、ニコポン(ニコニコしながら相手の肩をポンと叩き、親しげにすること)でごまかされてはね。
又、民主党の喜納議員も質問趣意書を貰うだけでは駄目、ムネオ氏みたいに、貰ってから攻撃しないと意味ないじゃん。いや、逆に麻生オタク連中に馬鹿にされるだけだよ!・・。
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