マッシーパパの遠吠え

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民主党・姫井議員やるじゃん!小沢代行とコンビでコンビニ改革!?

2009-08-05 09:34:44 | Weblog

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独禁法に問われたセブンイレブンの値引き制限問題で、同社は公正取引委員会の排除措置命令を受け入れる方針だという。

そして、公取委に今週、報告する「指針案」では、①「価格の決定権は加盟店側にある」としたうえで、販売期限の1時間前からの値引き販売に限る ②加盟店が仕入れ価格以下で値引き販売することも否定はせず、その際の損失額は「加盟店の負担」とするようだ(http://www.asahi.com/business/update/0728/TKY200907280425.html)・・。

といっても、この「朝日」の記事を読んで分かる人はどれだけいることか?

そこで、2チャンネルの「スレ」を覗いてみたら、なるほど、コンビニでフリーターしていた若者が多いからか、詳しく解説してくれている(http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1248819100/-100)。

ま~、早い話、販売期限はおおむね賞味期限の2時間前に設定しているらしくその1時間前とは結局、賞味期限の1時間前ということで、これで果たして改善になるのか?

マッシーパパの知る、あるミニスーパーの値引き基準が確か、賞味期限の1日前が2割引、当日朝が5割引となっていたと記憶するが、それと比べてもえらい違い。

一方、「損失分を加盟店が負担することを条件に値引きを認める」というのはなんとも、上から目線の言いようで、ホントに本部とフランチャイジーは対等の関係にあるのか不思議な気にされてしまう。

だからか、このスレにも、「不公平な取引慣行の構図はそのまま」「だめだろ公取はこんなの許したら 」と批判の声が大きいようである。

そのことは、一番、当事者が感じているようで、ついに、8月4日の昨日、セブンイレブンの加盟店オーナーを中心とする「コンビニ加盟店ユニオン」が岡山で結成されたという。26都道府県からローソンやファミリーマートの加盟店経営者らを含む約300人が結集、大同団結して団体交渉権を確保。本部との対等な対話を求めていくというのである。

そして、この決起大会に、岡山の「姫」こと姫井議員と民主党の小沢一郎代表代行が「激励」に訪れたとか・・。

姫井議員といえば、さくらぱぱの横峯議員と並ぶ問題児であったはずだが、なんと、彼女、心を入れ替えたか(?)、セブンイレブンの搾取商法に泣くコンビニ加盟店オーナーのために骨を折っているようである。

そのことは、姫のブログ、「政治は、安心できる生活づくり(http://himei.jp/hime_tsushin/index.cgi?cmd=v&id=1243595226)」に細かく活動経過が載っているし、

国会活動の一端もyoutubeにアップされてもいる(http://www.youtube.com/watch?v=W8ooHhIB4BU&feature=related)。

どうやら、彼女がこの問題にかかわるようになったのは、コンビニ問題の発端となった岡山の加盟店オーナーの家族のものが彼女に相談を持ちかけてきたことから始まったようだ。

元々、長く県会議員を務めていただけにこういう問題は手馴れているのだろう。まさに水を得た魚のように生き生き取り組んでいるのかも。

処で、なぜ、多忙な小沢代表が態々、応援に?と不思議な気もしないでないが、それを解き明かしてくれるのが「日経ビジネスonline」の『セブン-イレブン本部との戦いに民主党・小沢氏も参戦』の記事。

この記事によると、ある葬儀会場で小沢代行と同席した姫井女史が「コンビニが大変なんです」とその窮状を訴えたそうである。

そして、政治感覚に鋭い代行が、「コンビニのオーナーは地域に根ざしているんだよな。1回、話を聞こうか」と、彼女の斡旋で彼らと面談。直ちに、彼らユニオンの決起大会に出席を約束したという(http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20090803/201655/?P=3)。

この辺が代行の感覚の鋭いところ。つまり、「セブンイレブンだけで1万2000店舗。コンビニ全体で4万店舗。フランチャイズの店舗というくくりにすれば、23万店舗もあると言われる。この関係者の票田だけでも、かなり大きい」だけでなく、

その向こうには「権力、権威を持つ大企業に巣くってきた政治や行政を個人事業主側に大転換しようと目論んでいる」のだとこの記者子もいう。

マッシーパパもこれこそが自公与党にできなかった政治。そして、政権交代して初めて、可能となる証だと思うのだ。

即ち、これまでの小泉改革というのは、グローバル時代の国際競争力を大義名文に、大企業に富が集中するように、優遇策を次々打ち出してきた。いわゆる、市場原理主義という打出の小槌で、一説によると、日本の大企業は10年前に比べて、剰余金を32兆4000億円ほど増加させて来たという。

勿論、その裏腹には1000万人超のワーキングプアーや中小の企業倒産が引き換えになっているのだが、このコンビニ問題も同じ線上にあるのは言うまでもない。

それを、姫井氏も小沢代行も根底からひっくり返して、「努力するものが真に報われる世の中」にしようと言うのである。

いや~、久々にいい話を聞いたと思ったのに、なんと、マスコミでこれを伝えるのはごく少数。やっぱ、テレビも新聞も下請けいじめをしている同じ狢だけにこういう話は面白くないのかな?・・。

【参考】

独禁法に問われたセブンイレブンの食品廃棄はコンビニの経営問題だけに終わらない!?(http://massypapa.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-5ccf.html)』(09.6.19)

最後までお付き合いいただきありがとうございました。ご批判ご賛同、なんでもいいですからコメントもいただければ幸いです。♪

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