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「(無謀な金融緩和を止められない自分の無力を)懺悔しなければならない」(9月14日毎日新聞)とアベノミクスの弊害を語った日本総研・藻谷浩介氏に痛いところを突かれた安倍首相がカンカンだと日刊ゲンダイの記事(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/153666)。
詳細は記事に譲るが、中でも圧巻は氏が、「金融緩和の頓挫した後の世界を生きていく時間の長い若者よ、集団幻想を抜け、事実を語ろう」と呼びかけていることである。
そらそうでしょう。私のような一市井のブロガーが、「アベノ偽装」から目を覚まそうといってるのではないですぞ。
歴とした専門家が理路整然と説いているのだから、メッキをはがされた安倍首相の怒りの大きさは想像に難くない・・。
ま、それはともかくも、この総理閣下、懲りもせず、またまた「アベノ偽装」をやらかし始めたようですね。
29日、衆参両院本会議の所信表明演説で「地方創生と女性登用を推進し、経済成長の原動力とする」と大言壮語。
この先生、耳あたりのいいキャッチフレーズを並べれば何もかもうまくいくと思っているのでしょうか。
アベノミクスと異次元の金融政策で、デフレは収束、物価は確かに、予定通り上がったが、上がらないのは給料。いや正確にいうと、賃上げが達成されたのは大企業と公務員と国会議員の面々だけ。
中小企業は円安、輸入資材の高騰で減収減益に苦しみ賃上げどころでなく、従業員も増税と社会保険料アップでダブルパンチ。
勿論、年金生活者は年々、支給額を減らされ貯金の食いつぶしでどうにか凌いでいるのが現状。
しかも、この状況は過疎化に悩む地方へ行くほどより酷く、都会より進んだ車社会が、折からのガソリン高騰で一層重くのしかかる。
こんな現状を理解せず、「地方創生」と唱えれば何とかなるとばかり、ただ理念をかざし、具体的な政策の欠けらすらない暢気な父さん。
本当に心底、地方の再生を望むなら、まずガソリン高の対策として、「トリガー条項(ガソリン価格が一定以上の水準で上昇した場合に自動的に税率を下げる制度)」を適用すればいいものを、
なんと、年間約1.8兆円も税収が減ると、敢えて地方の声に耳ふさぐ。
そらそうでしょう。箱モノ行政が「命」の自民党。これから道路に鉄道。金は何ぼあっても足らない・・と、国民などに振舞えるはずがない(ただし、ムダと承知しても、対中包囲網つくりのバラマキカネは別物と・・)。
一方、「女性登用」はというと、これも口先だけ。
政府は成長戦略の中で、「6年後に指導的地位に占める女性の割合を30%にする」という目標を掲げているが、経団連の早速の反対に、「数値目標は外す」というなんともしまりのなさ。
それもそのはず、女性社員の絶対数が少ないのに、6年後に管理職30%はいかにも無茶ぶり。大企業はともかくも一番協力的なお役所ですら、その非を認めざるを得ない。
論より証拠、佐賀県知事の古川康氏も、「期限内に30%にするには今いる係長の全員を無条件に課長にするか、明日からでも女性を優先採用するというとんでもない法律改正が必要だ」という。
なるほど、この政府の無知は、まず甲斐より始めよと、レベルの低い女性議員を大量、無理矢理閣僚にしたことで、とんだ、間抜けぶりを露呈したものである。
もし、本当に女性の社会進出を望むなら、何故、働きやすい職場と保育所の増設など、働きやすい環境の整備を急がないのでしょう。
そんなイロハのイをすっ飛ばして、カッコだけ取り繕うことがすでに偽装そのもの。
ま~、それにしても、この程度でお茶を濁す政府の政策に、どうして賢明なはずの国民は乗っちゃうのですかね。
ほんと日本人って、ノリがいいですね。そして、氏の言うようにいつまで集団幻想に酔っているのですかね?・・。
念のため、「目覚めよ若者!」って、もう一度、言っておきましょうか。
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