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除染で生じた放射性廃棄物を保管する中間貯蔵施設建設で理解を求めるために、福島県双葉町を訪れた野田総理に、
「私たち双葉郡民を日本国民と思っていますか。法の下に平等ですか。憲法で守られていますか」と井戸川町長が問い詰め、これに総理は「大事な国民である」と答えたとか。
いや~、なんとも無機質な永田町答弁。これでは、町長が「いろんな問題が解決されないのに一方的に話が進むのは納得できない」と怒りをあらわに、言うのも当然。
いやはや、この野田という御仁は、どうして何もかも、結論が先にありきなのか? なぜ、国民が納得するように議論を尽くそうとしないのだろう?
処で、議論を尽くさず、「初めに結論ありき」といえば、「女性宮家」も又、しかり。
国会閉幕中のドサクサを狙ったかのように、結論だけがどんどん先行、
それも、女性宮家は女系・女性天皇問題と切り離して検討するの、一代限りだの、挙句は当主となる皇族女子の夫にも皇族の身分を付与するなど、仰天する結論を、マスコミ通じ、流しまくり。
いや、それだけにとどまらず、「差し迫った課題で、天皇陛下も強く望まれている」と、羽毛田長官のたわごとを引き合いに出す怪しげさ。
尤も、このくだりのいい加減さは、マッシーパパも、『なぜ、「女性天皇」でなく「女性宮家」の創設なのか? 背後に隠された野田内閣の狙いとは!(http://massypapa.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/post-6add.html)』で、私見を述べたところである。
いや、案外、私見といえぬかも知れない。
「週刊現代(1月21日)」の猪瀬直樹氏と竹田恒泰氏の対談「天皇家を利権にせよ 宮内官僚の陰謀を暴く」に、同様のことが書かれているからである。
参考までに、その要旨をご案内すると、
竹田氏は、「天皇陛下がご即位の際、『日本国憲法を順守する』と仰ってより以降、一切、政治的発言を控えているのだから、『長官を使って、自分の意見を言わせる』姑息なことをするはずがない」と断言している。
まさに、元皇族、宮中の奸臣を見抜く目は今も、さびていないようである。
又、一方、猪瀬氏も、何のために羽毛田長官が「陰謀」を働いたのか、を解き明かしてくれている。
即ち、彼は天皇や皇族が福祉団体の行事に臨席すれば大変な名誉となるゆえに、どの団体に臨席するかを決めるのは宮内庁の特権。
しかも、さじ加減一つでそれが調整できるので、天下り先を増やす格好の「利権」となっているというのだ。
つまり、羽毛田長官が何ゆえ、福祉団体を傘下に擁する厚労省出身なのか?、おのずと答えが見えて来るというのである。
いや~、まさに「幽霊の正体見たり」で、うろこの落ちる思いだが、又、彼一人の力ではとても無理なのも事実。
しかも、小泉政権以降、沙汰止みになったマターを蒸し返すにはそれ相応の事情も必要というのだ。
そこで目をつけたのが、「唐様」で書く三代目。
(どじょう総理にはもはや)失うものがないので、名を残してあげる代わりに、バーターとして持ち出したのが、各省庁の懸案事項の一挙棚卸。
それが、例のTPP(経済産業省)であり、消費税増税による財政再建(財務省)。はたまた、普天間基地の辺野古への移設(外務省・防衛省)。
そして、今回の「税と社会保障の一体改革」の花道つくりに協力する見返りとして、厚労省・宮内庁の「女性宮家の創設」である。
勿論、名誉も欲しいし、人気も欲しいどじょうセンセイ、女性票取りに飛びついた!
いやはや、懲りない連中だが、国民も野田総理が突然、唱えだすと、ろくなことがないのは先刻、学習済み。
必ず、何か魂胆があると見抜いて、もう本気にしませんって!・・。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。ご批判ご賛同、なんでもいいですからコメントもいただければ幸いです。♪
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