ましこノート

参議院議員・増子輝彦が日々思うことを書きつらねています。(メールマガジンでも配信中)

記憶にない

2009年03月11日 | ましこノート
政府のど真ん中にいる漆間官房副長官が「自民党側は立件できない」と
発言したことに対して、国会で「記憶にない」と繰り返し答弁した。
どこかで聞いたことがあると思い出したのは、ロッキード事件で証人喚問された
故小佐野賢治氏が「記憶にありません」の答弁に終始したことだった。
漆間発言はオフレコ懇談だったにもかかわらず、結果的に河村官房長官が、
政府高官は漆間氏だったことを公表した。警察庁長官だっただけに、
説得力と信用性が高いと誰もが思うのは当然だろう。
今回のオフレコ懇談は20~30名の記者とのやり取りだったのだから、
今更「記憶にない」と言われても納得できないし、
記者達もこのままでは不名誉だし、報道内容が信用されなくなってしまうだろう。
いずれにしろ説明責任と、責任の所在を漆間官房副長官は果たすべきである。


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