ましこノート

参議院議員・増子輝彦が日々思うことを書きつらねています。(メールマガジンでも配信中)

民主党内紛?

2009年03月26日 | ましこノート
24日の小沢代表の続投表明に対して、メディアは辞任への世論形成を図り、
党内からも、小沢代表に距離を置く議員達からも辞任コールが噴き出し始まった。
私は秘書逮捕直後から、小沢代表自身が出処進退を自ら決めるべきと主張して
きた。秘書起訴は最初から想定済みだったし、この時点で意思表示を小沢代表が
することも予定通りだった。起訴までの間、検察リークによる世論形成も想定済みだったし、
何等新しい容疑や事実は出てこなかった。もともと国民の7割の人は
小沢嫌いであり、3割は大好きであることも分かり切っていることだ。
でも自民党政治に絶望感を持つ小沢嫌いの人達が、一縷の望みを民主党に賭けた
ことが、政権交代の実現性を高めてきた。今回の件でこれらの人達がまた自民党に回帰するのか、
政治から離れるのか、民主党をまだ見捨てないのかを良く見極める必要がある。
民主党は、自民党・公明党がことさら強調するような閉鎖的でもなければ、物を言えない政党でもない。
自由闊達に発言出来る政党である。今回の続投宣言に対しても様々な発言があっても当然だろう。
国民世論も党内世論も受け止めて、小沢代表がどちらにしろ決断するはずである。
昨晩都内のタクシーに乗ったが、運転手さんは以前から小沢さんは好きじゃなかったが
民主党には期待してきた、今回の件で小沢さんがどうあれ民主党を見放さないので
ガタガタしないでしっかりして欲しい、と話していた。勿論私が民主党国会議員とは知らない。
当然のことながら危機感を持ち、党内で騒いでいる暇などない。
小沢代表問題だけが国民の皆さんの民主党を支持するかどうかの判断材料ではない。
小沢代表問題で「禍を転じて福となす」ことが大事である。


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