ましこノート

参議院議員・増子輝彦が日々思うことを書きつらねています。(メールマガジンでも配信中)

ケープタウン会議最終日

2008年04月18日 | ましこノート
早いものでIPUケープタウン会議も最終日となり、今午前10時から
評議委員会が開かれている。夕方に最終本会議で閉会となる。
昨日午後4時半頃、本会議にて演説を行った。100人を超える
スピーカーの最後から2番目であったが、世界中から参加した
国会議員達の前での演説は貴重な体験であり、自分の意見を発信
出来たことはよかった。昨日はまた東ティモール、イラク国会議員と
会談を行った。またオーストラリア等と共同提案を目指した「CTBT」
(包括的核実験禁止条約)関係を正式議題の一つに決定した。
実務者としてとりまとめをした成果があり、特にオーストラリア議長との
信頼関係を築くことが出来てよかった。

6日間の会議で感じたことは、
1.日本は継続して同一議員を派遣していくべき、
2.女性議員を多く派遣すべき、
3.英語力をしっかり持つこと、
4.立法府議会の議員として政府に左右されずはっきり考えを開陳・主張すること、
5.最大の負担金拠出国として、しかるべき役職を採るべき等である。
いずれにしても初めてのIPU会議に参加でき多くの事を学ぶことが出来た。
何よりも各国の国会議員の質の高さである。立法府としての立場を確立し、
議員としての見識とビジョンそして発信力が優れている。
日本の国会議員で満足していては世界でイニシャティブはとれない。
多いに刺激を受け、力不足を痛感した会議だった。日曜日に日本に戻ります。
ケープタウンより

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