ましこノート

参議院議員・増子輝彦が日々思うことを書きつらねています。(メールマガジンでも配信中)

日銀人事

2008年04月08日 | ましこノート
三度目の正直で、ようやく日銀総裁が白川副総裁昇格で決まる事になった。
副総裁候補の渡辺博史前財務官に民主党は不同意を役員会で決定したそうだ。
明日の参議院本会議は予断を許さない雰囲気である。総裁が決まれば
二人目の副総裁は失礼だが今回に関しては余り重要な人事ではない、
誰でも良いぐらいの空気だった。そんな状況の中で敢えて副総裁不同意に
踏み切った真意は何か、小沢代表の腹のうちを読み切れない人が多い。
いまさら天下り禁止とか財金分離を大義名分にしても理解されない。
参議院での造反者をカウントするために、あぶり出し作戦を仕掛けたと
言い出す人物もいる。どんな推測も結果的には民主党には決して
プラスにはならず造反者数の期待だけを面白く取り上げられる。
ここは不満があっても党の決定を尊重し一致結束して行動するしかない。
参議院の優位をこんな小事で失う必要はない。勝負どころの大事が
近いうち必ずやってくる。結果的に造反者は数人である事を願っている。

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