ましこノート

参議院議員・増子輝彦が日々思うことを書きつらねています。(メールマガジンでも配信中)

政界再編が必要か

2004年09月08日 | ましこノート
7月の参議院選挙、 9 月初めの福島県知事選挙と続き、この夏は熱い戦いが繰り広げられた、とは言い難い程低調な選挙だった。
その最大の原因は戦う前から結果が明らかな状況のために選挙に熱が入らず投票率が極めて低すぎるためである。

共産党候補者が無競争阻止に立つ事を指をくわえて傍観している政党や政治勢力に大いに責任がある。

多選禁止を決めても実行できない政党、二大政党制を標榜しても各種選挙に候補者を擁立出来ない政党、有為な人材が参画してこない政界、完全に閉塞状態に入った政治を改革するためにも政界再編が必要なのかも知れない。そのキーワードは何だろう?

憲法改正か、教育改革か、安全保障問題か、地方分権か、利権か、実に多くの政治課題が山積している。
全ての政策が完全に一致することは有り得ない。そんな事があるのは公明党か共産党しかない。

健全なことは様々な意見や考えや政策があり、自由にオープンに議論してまとめ上げていくことだ。
そんなブロセスから本物の政界再編が起きると考えている。