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通勤ローディ、たまにホビーレース

パリ-ニース第7ステージより 逃げ屋さん

2011-03-13 19:37:49 | 日記
パリ-ニースの第7ステージ、このステージは「逃げ」が堪能できました。


まず、二人逃げから一人脱落し、カールスティン・クローン(BMC)の一人逃げに。

残り35kmで差は2分と、楽勝のハズ・・・が、クローンの絶妙なペースコントロールに翻弄される集団。
ここで、集団を率いるモビスター勢は、人数を掛ける力技で、一気にペースアップ。
結局、クローンは捕まりますが、この引きで、集団は崩壊寸前&モビスターはくたくた。

ここで、アタックしたディグレゴリオ(誰?)が、気合の逃げを敢行。差は20秒。超微妙。

途中、白線に乗ってスリップ!落車寸前でしたが、神が味方をしたかの如く立て直し、必死の逃げを続行。
TVを見ている人も、カメラバイクのクルーも「アレアレ」と応援するほど、力の入る逃げでした。

結局、5秒差で逃げ切りフィニッシュ!素直に泣ける勝利でした。


でも、強く印象に残っているのは、何故かクローンの方。
これだけ、技が光る逃げができるなんて、誰もが欲しがる選手なのではないでしょうか?


「逃げ屋」。100回逃げても、99回は捕まると言われています。
でも、その1回を目指す走りは、記録に残ることは少なくとも、記憶に残ることで、存在が光るのでしょうね。



今日はここまで。