24年最優秀ポスター・クリックすると拡大します。
◆タバコの有害性・健康被害が問題になっているなか、兵庫県三田市でも路上喫煙防止条例が議会で採択され、今年度施行に向け動き出した。また「子ども達をタバコの害から守る喫煙防止教育」の推進も合わせて採択された。兵庫県内でも先進的な取り組みとして高い評価を受けている。喫煙は自分はニコチン依存症の患者であることを認識してもらい、少なくとも子ども達や非喫煙者にタバコの煙を吸わせないで欲しい。すでに路上喫煙防止条例を施行している東京都千代田区の取り組みをご紹介する。
◆路上喫煙やごみのポイ捨て禁止を条例で定めている千代田区ではきょう、ことしの新入職員と区長が秋葉原の駅前で条例をPRをしました。この活動はオフィスが集まる秋葉原に春から出勤を始めた新社会人に区の条例を知ってもらおうと、毎年行われているものです。「路上喫煙やポイ捨ては過料2000円」などと書かれたティッシュを配るのは、ことし千代田区に入った新入職員40人と千代田区の石川区長です。この新入職員のティッシュ配りは条例制定以来、毎年行われています。石川区長は「ティッシュを外来者が取る、その時にどういう思いでお渡しするかというのは通常の窓口業務でも何でも全て通じること」と話します。PR活動の前には区長が新入職員に「笑顔で」「あいさつをしながら」などティッシュ配りのコツをレクチャーしていました。新入職員からは「区長の近くで仕事をするとなると、ちょっと緊張してしまった」「あいさつとか笑顔とか基本的なことを大切にこれからも頑張っていきたい」といった声が聞かれました。
千代田区ではこのほか区内11の大学で新入生に向けた条例のPRなども行っています。