庭で座ってのいろんな思い

庭の四季で花や木との語らいを写真とともに思いついたら記載する

タケノコ物語

2010-04-26 | 行事などいろいろなこと
福知山へタケノコ堀にでかけました。

連休前なのか、車はスゥ~イスゥ~イと、往復とも気持ち良く走りました。

昼過ぎの1時ごろ到着し、鍬と大黒様のように大きな袋を持って、イクちゃんにタケノコ山へ連れて行ってもらいました。
猪か鹿のフンが落ちているところもあり、農作物を荒らしていると聞いていたので、シシやシカが山の上から下りてきていることを実感しました。
道路に近い山の下の方は他人の土地でしたので、履き替えた長靴で滑りながら山の中腹あたりまで登りました。
「ここんとこ、3年ぐらいタケノコ採りにきてへん!」とのことで、沢山のタケノコの親(竹のこと)が空に向かって15~20mほど伸びていました。中には江戸時代の座敷牢のごとく、太った人にとっては通りにくいような所もありました。また、竹が茂って薄暗いようなところでは、光っている竹がないかと探しました。もし、光った竹が見つかり、斧で割れば、小さな可愛いかぐや姫が現れるかもしれないと思ったのですが、残念ながら今回もまた、かぐや姫には出会えませんでした。
こんなことを思ったのは、京都府のもう少し北へ行くと丹後地方で、安寿と厨子王や大江山の鬼退治の昔話が残っているからでしょうか?
また、今年の4月から朝ドラでも、出雲地方のゲゲゲの(鬼太郎)女房を放映している影響からでしょうか?

話はもとへもどり、タケノコですが、クミちゃんの話では、タケノコも年によって、多い時と少ない時があるそうです。それで、今年はタケノコが少ない方なのかなぁ?とも思いました。
以前にも堀に来たことがあるので、山の上の方から獲得したタケノコを転がしながら、山の下の方へと掘り進みました。すなわち、山から下るときには、登ってくる間にめぼしをつけておいたタケノコの方へ向かって取りながら、転がしながら下山しました。

「大きな袋を肩にかけ、大黒様がきかかると、そこに因幡の白ウサギ、皮をむかれて赤裸・・・」と心の中で歌いながら、タケノコがいっぱい詰まった重たい袋を担いで、イクちゃんの家へと帰りました。

そして、ケーキなどおやつでコーヒーブレイクして、孫のリカちゃんのおゆうぎ会の踊りDVDを見たりしました。TV画面の中の彼女は、しっかりとダンスを記憶していて、他の子どもたちを引っ張っていくリーダー的な存在でした。将来を、家族みんな期待していて、羨ましいようにも思いました。

さて、帰宅したのは夜でした。
翌日は朝から運動会があるので、早起きして日ごろお世話になっているご近所さんにお裾分けをしました。京都の福知山のタケノコは、今が旬ですさかい!と言いながら配りました。
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