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飾釦(かざりぼたん)とは意匠を施されたお洒落な釦。生活に飾釦をと、もがきつつも綴るブログです。

1冊/週の新書・第21週・・・『不動心』松井秀喜(新潮新書)

2007-06-29 | 新書(読書)
★★『不動心』松井秀喜(新潮新書)★★

この本に出てきた重みのある言葉

“苦しみやつらさこそが、生きている証ではないでしょうか。僕は、生きる力とは、成功を続ける力ではなく、失敗や困難を乗り越える力だと考えます。”

“いま自分がすべきことは何なのかを正確に受け入れ、それを補う努力をしていくしかない”

“悩みや苦しみ、失敗や逆境をどう糧にしていくか。マイナスをどうプラスに変えていくか。いつもそんなことを考えています。”

“僕は困難に直面したとき「今、自分にできることは何か」と自問します。悔やみ、落ち込むしかないのでしょうか。多くの場合、そんなことはありません。きっと、前へ進める選択肢があるはずです。”

“過去の自分をコントロールすることはできません。しかし、未来の自分はコントロールできます。”

“努力できることが才能である”

“悔しさは「過去」ではなく「未来」へぶつけるのです。僕にとっては、それが素振りです。”

“事前にできることは何でもやります。”

“目標は数字ではなく、具体的な行動にした方が目安になります。”

“心が変われば行動が変わる
 行動が変われば習慣が変わる
 習慣が変われば人格が変わる
 人格が変われば運命が変わる”

“思考やスタンスがブレないように、自分の根幹の部分を日頃から強固にしておく、鍛えておくことが大事だと思っています。”

“仮に「勝負強さ」というものがあるとすれば、それは運というより、考え方とか技術的なものでしょう。つまり、思考や練習によって磨けるものなのです。”

“何かを犠牲にしてでも汗を流そうと思う。”


そして、以下は「不動心」(新潮新書)のうら表紙に記載された著者のプロフィール。

“1974(昭和49)年石川県生まれ。星陵高校時代、甲子園に4度出場。93年にドラフト1位で読売ジャイアンツ入団。2002年、FA権を行使しニューヨーク・ヤンキースと契約。06年5月に左手首を骨折するまで日米通産1768試合連続出場。右投げ左打ち、外野手。”

そう、著者は云わずと知れた日本を代表するプロ野球選手・松井秀喜氏です。ボクが一人好きな野球選手をあげろと言われれば、まず思い浮かぶのが松井選手。バットを構えるその姿に、鍛えぬいた肉体と技術そして研ぎ澄まされた精神と内に秘めた闘志、そんなオーラを感じさせ現代の武士とでもいうようなイメージを醸し出しています。

ブログで江戸川乱歩や寺山修司とマニアックな路線を突っ走っているボクですが、それはそれ、仕事においては緊張とプレッシャーが続きます。そんな時これら松井選手の言葉は、正直、勇気や希望を与えてくれます。

一日の大半を仕事で費やすのであればハッピーで行きたい。松井選手の言葉からチカラを貰いハッピーな仕事が出来るよう心がけたい、けっこうまじめに思ってるんですよ。これでも・・・。


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3 コメント

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Unknown (もんぺ)
2007-06-30 16:48:31
私も何かに躓き、悩む事があります。

毎朝、仏前で自問自答しますが結局

「頑張るしかない」と言う答えに辿り着きます。

全ての事柄を自分の糧とできるように努力しなければ

いけませんね。無駄な事などないのですね・・・

運も勘も自分の歩いてきた人生の結果なんですね。

よ~し、頑張ろう!
返信する
飾釦さま (ノラ)
2007-07-01 09:36:51
私もここの処ちょっよ悩んでいました
”心が変われば行動が変わる・・・・”松井選手の言葉 説得力が有るわ・・・「不動心」早速 読みます 私も松井選手の誠実さ!実直さ!憧れです 
返信する
ありがとうございます (飾釦)
2007-07-01 10:12:14
もんぺさん、ノラさん、
お久しぶりです。
コメントをいただきありがとうございます。

松井選手の本は何となく買って読んだんですが、彼の誠実で謙虚な姿勢には、素直に感動しました。

やっぱり、やるべきことをしっかりやることにつきるんだろうなと思いました。
返信する

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