今日の記事は、先日アップしたNHK人間講座「空海 平安のマルチ文化人」(2003年放送)を講義した頼富本宏先生におよる密教をテーマとした新書の、ただただ“まとめ”です!
「密教 悟りとほとけへの道」頼富本宏(講談社現代新書)
1.密教の不思議な魅力
(1)さまざまなアプローチ①生命肯定の思想として ②直接参加の実践行法として ③芸術的なアプローチ(マンダラ . . . 本文を読む
記事の内容はこちらを見てください
⇒http://blog.goo.ne.jp/masamasa_1961
シュルレアリスム―終わりなき革命 (中公新書)
酒井 健
中央公論新社
シュルレアリスムとは何か (ちくま学芸文庫)
巌谷 国士
筑摩書房
. . . 本文を読む
マニアックな本である。でもそこには街を散策して楽しむにはどうしたらいいのか?どってことない日常にちょっとした刺激をもたらすにはどうしたらいいのか?そうしたヒントに満ちた本であるとも言えるのだ。だいだい著者の中野は日常の中で見落としてしまう、意識にものぼらないようなことに着目し、そこに独自の面白さを発見しあるいは物語性を付加させることによって楽しんでいる。こうした感覚を持つことはとても大切なことなん . . . 本文を読む
過日に旭山動物園の元園長・小菅正夫氏の講演を聞いたのは昨日の記事にアップしたとおり、現場で創意工夫しながら困難を克服し日本一の動物園に育て上げた方の話は迫力と説得力がありとても面白かった。日本で最北端で廃園寸前の動物園がいかにして再生しトップの座に着くことが可能になったのか?この不況下において苦しんでいる企業は多い、なんとか脱出できないのかともがいている。ボクが勤めている会社も同様である。小菅氏の . . . 本文を読む
伊勢神宮へ参拝したことは昨日アップした通りで、かなりのパワースポットであったことに感動さえおぼえました。で、道中には伊勢神宮のことを勉強しようと中公新書から出ている「伊勢神宮ー東アジアのアマテラス」(千田稔)を携えていきました。新書を読むのは久しぶりと思いながら、それを読んでいると伊勢神宮について歴史的な細かいこと、それも相当細かく、が書かれてあり、あまりそうしたことには、つまり何年に誰がどうした . . . 本文を読む
森村泰昌は、この本で基本的に何を言っているのだろうか?それは端的に言ってこうゆうことなんだと思う。つまり、美術とは本来、「自由である」もののはずが「制限つきの自由」になってしまっているところがあるのではないか?美術史を概観すればそこに「踏みはずすこと」の歴史をを見ることができないか?いつの間にか美術は、それを忘れてしまい美術は魅力の薄いジャンルに成り下がってはいないのか、ということなのだろうと思う . . . 本文を読む
気ままに新書・・・。今回は佐伯順子「泉鏡花」です。佐伯は演劇や映画などを手掛かりにして泉鏡花論を展開しているのですが、花組芝居の「草迷宮」について言及した部分のみ、今回は読みアップしました。他の項は読んでおりません。いずれ機会があればと思っています。で、くわしい中身は以下の記事となっております。よろしければ、ご笑覧くださいませ。
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鏡花幻想譚への接近#62
・・ . . . 本文を読む
先日、歌舞伎座で「勧進帳」を見ました。それもあって「勧進帳」について書かれた新書を読んだわけです。写真には本の背景に「勧進帳」の人形が見えるのですが、これは先月の連休に金沢方面にいった時、小松空港にその人形があり、手元にあった写真とともに撮影したものです。石川県小松市には「勧進帳」の舞台となった安宅の関があり、地域を上げて歌舞伎が盛んなようです。その「勧進帳」ですがストーリーはいたってシンプル。本 . . . 本文を読む
新書が書店の棚を賑わしている中、新書ブームの火は消えていません。ボクは少し前まで“1冊/週の新書”と力んでブログを書いてきましたが、丁度、一年分(52週)を欠いたところで力尽きて?休止をしました。今は力まずに、気ままに気が向いたら新書を読んでアップする『気ままに新書』のコンセプトで新たに書いていこうと思います。
過去の新書に関する記事はこちら
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1冊/週の新書(クリックしてみてください。 . . . 本文を読む
新書が書店の棚を賑わしています。新書ブームの火は消えていません。ボクは少し前まで“1冊/週の新書”と力んでブログを書いてきましたが、丁度、一年分(52週)を欠いたところで休止をしました。今回は力まず、気ままに気が向いたら新書を読んでアップする『気ままに新書』のコンセプトで新たに書いていこうと思います。
過去の新書に関する記事はこちら
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今、出版業界では新書ブームが続いているように見える。数年前と比べて棚のスペースも参入する出版社も格段に増えている。そんな新書、気軽にポケットに入るところがどこでも本を開くことができ、小説とは違いちょっとした知識も身に付く。そこでボクは、一週間に一冊の新書を読もうと決めて、一度中休みはあったものの、52週それを続けてきた。つまり期間にして一年間である。それはなかなかしんどいことであった。その他にも本 . . . 本文を読む
★★『インテリジェント・セックス』杉本彩(祥伝社新書)★★
今本屋では新書ブームが続いているようです。どんどん競うように本が出版されています。今月はいったいどんなテーマでどんな著者の本がでたのだろうと平積みになったそれを見るだけでも楽しいものであります。テーマや著者などを見ていると出版社間の競争が激化しているのがよくわかるとともに時代のキーワードも見えてきそうです。その昔、紙は貴重品で印刷技術も . . . 本文を読む
★★『心中への招待状 華麗なる恋愛死の世界』
小林恭三(文春新書)★★
四月大歌舞伎で観た日本のシェイクスピアと称される近松門左衛門の名作「曽根崎心中」について詳細に読み解いていった本であります。著者である小林恭三は、先にボクが「四谷怪談」に関する記事をアップしてし続けていたとき、その「四谷怪談」について彼が書いた新書を読んでアップした作家の方です。
まず読ん . . . 本文を読む
★★『<狂い>と信仰 狂わなければ救われない』
町田宗鳳(PHP新書)★★
著者の町田は、宗教の研究や現場体験を経験(禅やキリスト教など)、いまだ信仰は固まらない煩悩の夫としながら、宗教的な基盤の要素についてある確信を持っているといいます。それがこの本のテーマとなっている<狂い>というもの。<狂い>こそは、あらゆる宗教のはたまた人種や文化の如何を問わず人間存在の . . . 本文を読む