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SR400のレストア クラッチの点検

2007年08月23日 18時56分43秒 | 一般整備編
ただ今レストア中のSR400ですが、
実は本日完成してしまいまして、
ここからは作業報告になってしまうのですがあしからず。

ここに来た時から非常に重かったクラッチ、
ちょっと調べた所、ほとんどのSRは似た持病を持っているようです。
なので早速修理に取り掛かるべく、クランクケースカバーを取ってみました。
もちろんこの状態ではどこが悪いのか分かりません。







クラッチスプリングボルトを外して、クラッチのプレッシャープレートを外した状態。
真ん中に見えるのがプッシュロッド1です。







プッシュロッド1の奥には、さらに長いロッド2が入っています。
SRはエンジンの内部もわりと単調なようで、ここまでは特工もいらず簡単に分解できますよ。

どうやらこのロッド2本が磨耗で短くなってしまうと、
なぜだかクラッチが重くなってしまうようです。






プッシュロッド2の先端ですが、ピンボケでゴメンナサイ…
コイツはプッシュレバーが回るとロッド1を押すためだけの、
ただの棒なのですが、長い事使っていると先端が磨耗して短くなります。
ちなみに右側が新品ですが分かります?








プッシュロッド1です。
下側のが新品なのですが、真ん中のくぼみで違いが分かりますかねぇ。
この面でプレッシャープレートの内側を押すとクラッチが切れるのですが、
ここにベアリングなどは入っていないため、磨耗で少しずつ減っていってしまうようです。

ちなみに僕のCBを解説書で調べた所、ここにはベアリングが入っているようでした。







ロッド1の面の部分がプレートの真ん中に当たるような構造になっています。
ここも減ってはいると思うのですが、この日は交換せずそのまま組みました。
だって部品代が高そうなんだもん…
ちなみにロッド2本は合わせても2000円ちょっとの金額でした。

で、ロッド2本を交換して組んでみたのですが、
確かに少し軽くなっていますが、ワイヤーの調整幅はいっぱいまで使わないと、
レバーの遊びが適切になってくれませんでした。
どうやら他の部分にも問題があるようですねぇ…

なのでこの日はここまでで、また部品を注文して後日交換となりましたが、
今日はここまで書くとして、次回はこの日の続きの作業。
SRに乗っててクラッチが重くて悩んでる方は見ておいたほうが良いですよ。
それでは。



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コメント (2)
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