goo blog サービス終了のお知らせ 

南信州のりもの倶楽部♪

バックオーダーをいただき過ぎたため現在オーバーホールのご依頼は受け入れを一旦停止しています。

SR400のレストア クランクカバー組み立て

2007年08月28日 18時29分00秒 | 一般整備編
もうほとんど終わってしまっているSRのレストアですが、
只今キーシリンダーやエンジンストップスイッチの部品待ち中。
そこらは部品が来てから書くので、今回も整備報告の感じでひとつ。

クラッチについては前に作動検査も終わっているので、
いよいよクランクケースカバーを付けますが、
その前に古いガスケットをスクレッパーで綺麗に剥し、
面全体をオイルストーンで磨いておきます。

上の写真は磨き終わった後の物で、
ガスケットカスひとつ残ってません。







エンジン側も剥しますが、手が入りにくい所は、
カッターの刃を折った物である程度剥し、
オイルストーンの代わりに1000番程の耐水ペーパーにオイルを付けた物で磨きました。
しかし、面が出ていない物で磨く訳ですから、やりすぎは禁物でしょうな。

終わったらガスケットのカスや、エンジン内部に溜まっている汚れを綺麗に取り去って、
やらなくても良いと思いますが、一応表面を脱脂しておきました。







エンジン側にウェルダーピンと呼ばれるピンを忘れずに入れた後、
新しいガスケットを入れて蓋をします。







クランクケースカバーを付け終わった所。
キック用のシャフトにはオイルを塗って、シャフトにビニールを被せて付けました。
こうしておくとシャフトでオイルシールを痛める心配がなくなるため、
僕はいつもこんな感じで組んでます。
フロントフォークにオイルシールを入れる時と同じ要領ですかね。







ついでなのでオイルフィルターも交換。
せっかくクランクカバーを外したし、見える場所も綺麗に出来たので、
古い物は使いたくありませんから。
ここでオイル関係はリセットできた感じでスッキリしますねぇ。

そんな訳でクラッチの修理は完了しましたが、
まだまだやる事は残ってるんですわ。
次回はフューエルコックの修理でも書きますね。
また見て下さいな。



にほんブログ村 バイクブログ バイク カスタム・整備へ ← ここまで読んだならついでに是非♪
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする