【スリリングな一日】
昨日は、とてもスリリングな一日でした。
何がスリリングだったかというと・・・・・
1)大学の音楽教育の先生たちの学会である
2)シンポジウムのパネリストは初体験である
3)声明とピアニカのコラボである(これが一番!笑)
奈良教育大学の講堂は、気持ちいい適度なリバーブのあるホールでした。
声明の孤嶋昌由さんは、真言声明豊山派の第一人者。
最初にご挨拶をした時から、
「何と優しく純粋な方だろう!」
と思い、ボクはファンになってしまいました。
【声明について】
声明は、早い話がお経。
その中には、日本音楽の母体となった要素が沢山あるようです。
今回は、“四智梵語”という声明を孤嶋先生に歌っていただき、ボクは即興で絡む。
四智は、大日如来の4つの徳を表し、大円鏡智・平等性智・妙観察智・成所作智。
梵語は、サンスクリット語。
まだ母が生きていた頃、仏壇に向かう母の隣で一緒にお経を上げていました。
家は真言宗だったから、般若心経から始まって、梵語の真言も唱えていました。
例えば・・・・
「オンアビラウンケンバザラダトバン」
「ノーマクサンマンダバザラダンセンダマカロシャダソワタヤウンタラタカンマン」
「オンアロリキヤソワカ」
など・・・
(般若心経は漢語、上のカタカナで書いた真言は梵語です)
お経は、ボクにとっては、何となく親しみを感じる音の世界です。
【リハーサル】
写真は、リハーサル風景。
一度、演奏したあとに、お互いの考えを伝えあっているところ。
いい雰囲気でしょう?
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