11月とは思えない陽気に、秋頃にやろうと思っていたものの先送りにしていたメンテナンスを実施した。
22万キロ記念プチ整備大会その1 方向軸承(って言うんだ)
前回ステムベアリングを交換したのは、記録によると2011年の秋の集中メンテで109,500km時点でのこと、それ以来11年ぶりだ。たしかその時は、もうやたらハンドルが真っ直ぐばかり向きたがって、どうにも車体が曲がっていかないという感じになって、外してみたら終わってた、といった状況だったように覚えている。
今回は、それほど悪くはないものの、むしろ直進性が悪くなった気がしたので、距離的にも交換してしまっても良いだろうということで、最初から新品パーツを用意して臨んだものの、時々グリスアップだけはしていたせいか、ベアリングの動きはよく、傷みはなさそうに思えた。グリスはヘドロのようになっていたが、たっぷりのグリスの海で泳がせていれば、ベアリングってもつもんなんだな。というわけで、見出し画像を組み付けるとき、思いっきりグリスを塗りたくっておいた。でも新品なので、まだ隙間に飲み込まれていくかもしれないな。千キロ後に追いグリスするとかした方が良いかもしれない。
今回のパーツ、今まではパーツカタログ通りの5VL-F341E-00を使っていたが、なぜか手元に-01という枝番のがあったので、これを消費してみた。初期部品の-00はプラスチックのリテーナーだが、これ金属リテーナーなんだな。良いんかしらん。ま、一度使ってみることとしよう。
こんな事をしていたら2時間も使ってしまった。さっそく試走。
舵取りスルスルから、少し重めになった気がするが、ややカーブとか直線でのライン取りがしくっと安定して進んでいくようになった気がする。どちらも気がするレベルで、実のところ前のベアリングも本当にまだ大丈夫だったのかもしれないな。もったいないような気もするが、ここらで使っておかないともう次の交換の機会も無いような気がするので、金属リテーナーの性能とやらを見せてもらおう。ダメならまた交換すれば良いさ、パーツはまだある。実は上下それぞれ2個ずつくらい買っておくかと通販でポチったら、1個が上下組で計4組も送ってきたとかいうパッケージだったりしたのがいっぱいあるのだ。
そろそろ紅葉から落葉に移ってきたようだ。舗装林道を尾根まで上がってみた。
その1終わり。
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