持続的燃焼

くすぶっていれば、やがてメラメラ

彼岸花でレンズ交換比較

2024年10月04日 | どこかの空の下

久しぶりに小型ミラーレスのニコン1を出してきた。本体自体はコンデジくらいの大きさなので、かなり小さい。レンズ交換できるので逆にレンズが出っ張りになって胸ポケットには入らなくて、いつも身につけているというわけにはいかないため、普段は持ち歩いていない。レンズは18mmF1.8という単焦点で、35mm版で50mm相当だそうな。

彼岸花の季節なのでと、ちょいと連れ出してみたわけ。

フルオートのモードで撮影、ISO感度は自動で変わっちゃうが1/1250、F4.5で少し絞られてシャッタースピードはえらい速いな。

何が普段使わない理由か分かった、これが最短撮影距離で、これ以上寄るとピント合わないのでシャッター切りませーんとなるのだ。これくらい近寄れれば全体像が入ってええだろ的な、まあ標準レンズってそんなもので、最短撮影距離が50cmとか60cmは割と普通だ。もう少し近寄りたいが断られるので、50mmはキライ。

そこでマウントアダプターを使って一眼レフ用のマイクロレンズを使う。

まずはアダプターに着けっぱなしで、むしろ一眼レフで使っていない40mm2.8

マウントアダプターだとオートモードが使えないので、プログラムオートでの露出。感度はマニュアル設定してISO800で固定、日の光の加減が多少あるかなと、この時1/400のF5。

一つ上に飛び出た花の雄蘂が左右に入りきるくらいを目安に撮ってみた。リサイズのみでトリミング無し。

次にレンズを交換して、最近APS-Cの一眼レフで一番多用している60mmF2.8、露出は同じくPで1/400のF5。

三脚固定ではないのでまったく同じ絵にはならないが背景が少し変わってくるな。

次は105mmF2.8、フィルム時代には一番多用していた焦点距離だが、APS-Cデジタルになってから、ちょっと使いづらくなって出番が少なくなった。フルサイズのデジカメでも買えばまた出番があるかもしれないな。

結局この時もPでISO800の1/400のF5で露出自体は結果的に全部同じになったのだが、これは特に絵の違いが際立ってるな。

花くらい大きいとワーキングディスタンスも取れて良いので、植物は105mmマイクロの出番にするのにちょうどいい。

カメラ本体よりレンズの方が大きくて、片手で持って片手で撮るってのが無理なので、静物向けってことになる。

今更ニコン1のレンズは出ないだろうが、焦点距離が短くて最短撮影距離が短い、コンデジの接写モードのように寄れるレンズがあれば、寄れなくてキーッとならないんだがなあ。最近一眼レフが重くて。

などと言いつつ、参考までに一眼レフでの画像もおまけ。

200mmで1/1000のF8

最後に500mmで1/800のF7.1

あれ?なんか色が変だぞと思ったら、ホワイトバランスがマニュアル設定で、感度もISO3200のままだった。こっちはあんまり昼間使わないカメラだったので、設定がそのままだったらしい。

RAWをいじって直せるかやってみるか。

比べて見てみて、意外に格安マイクロ扱いされてる40mmが悪くないように思えた。もう少し使ってやるか。それにしても105の画質は良いな、あらためて思った。

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