徒然なるままに

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島でなくなる危険が! その世界遺産とは?

2006年08月26日 | Google Earthの活用
 一昨日のA新聞を読んだ方は、たぶん、ピンときたと思います。今観光客に大人気の世界遺産の一つだそうです。押し寄せる観光客は年間250万人にもなり、車、それに土砂の堆積などで、間もなくすると、陸続きになる危険が迫っているということで、大がかりな工事が計画進行されているようです。

 もうお分かりでしょう。フランスの北西部の海岸にある「モンサンミッシェルとその湾」という世界遺産です。海に浮かぶ要塞のような、大聖人ミカエルに捧げる修道院、と云われています。海の中の岩山にそびえ立つ修道院、まるで天空に浮かんでいるようで、昔から巡礼の地として、神秘的な雰囲気ですね。

 ここの誕生にも、不思議な伝説があるらしいです。文献から、紹介しますと、708年司教オペールの夢に、大天使ミカエルが現れお告げをした、そのお告げに従い、モン・トンプの岩山に礼拝堂を建てると、瞬時に海に浮かぶ小島になったそうです。

 フランスに行かれたことのある方は、ここも訪れておられることでしょうね。
     
 修道院はその後、拡張され、城壁や塔が築かれ要塞になり、16世紀に完成したが、一時牢獄として使われたこともあったが、現在は修道院として蘇ったそうです。

 さっそく例によって、Google Earthでの画像をお楽しみ下さい。 クリックして大きな画像でお楽しみ下さいね。

 
 場所はフランス北西海岸にあります
 この風景は見たことあるでしょう
 
 違った角度から陸地方面を見る
 島をアップして見ましょう
 
 ほぼ真上からの画像です
 すこし角度を付けて、陸地から見る
 
 島の奥からの画像です
     取り付け道路には、車がたくさん駐車
 
 島の陸地側です
 似てますが、何処かに入場口がある 
 
 少し上流に出来ているダムです
 色を変えている付近に駐車場が予定

 いまフランスでは、巨大な予算を掛けて、土砂を取り除いたりして、手前に駐車場を作り、島への道路は、歩行者とバスしか通れなくするそうです。あと6年ぐらいには完成でしょうか。

 どこも世界遺産がいろんな意味で危機が迫っているものがあるそうですね。大国だから、巨額な資金が使えますが、後進国にとっては大変なことのようです。観光客には来て貰わないと、お金が入らないし、世界遺産の維持には、大変な苦労があるようです。