徒然なるままに

人は一人で生きているのではない、みんなの愛の支えで生きていけるのです。
だから生ある限り、周りの人を愛していきたい。

コールデン・ウィーク初日

2006年04月30日 | デジカメ写真
 今日からコールデン・ウィークの始まりである。今日はある記念日として、ランチを食べに行くことになった。娘のお薦めで門司港の風師山の中腹にある、ひっそりとした食事処だ。狭い道を上って行くので、こんな時にマーチがいい。

          

 食事処の窓から門司港レトロ地区がよく見えて、眺めが良い。ここからの夜景が
綺麗と雑誌に載っていたらしい。食事の内容については、安いので良いのだが、
結構お腹には応えるものだった。自分としては、好みの内容ではなかったが、
予約専門らしい。
 趣味的に目立ったのは、はっきりしないが、デンオンらしい真空管アンプで、CDを小さな音で聞かしているところかな。デジタルとアナログの融合ということだろう。民家調の建物、家具、飾りがシックだ。ここにオープンデッキがでんと座っていたら、似合うかなと、ひとりで思った。
 自分はここで2回、下がっている和風電灯に頭をぶっつけてしまった。
          

 食事の後は自分が運転して、めかりの国民宿舎前をちょっと散策した。モクレンが綺麗に咲いていた。下の公園には、家族連れで賑わっていた。近場での公園で遊ぶ、子供連れの若いご夫婦は賢明であると思う。
 レトロ地区を通ったが、それほどの人出ではなかった。人力車も手持ちぶたさの様子である。
          

 国民宿舎前には、ところどころつづじなどがある程度で、あんまり目立たない。ツツジは未だなのだろう。このツツジも小さめの花が可憐である。
 ここの展望レストランも人気のようで、窓側の席は詰まっていた。
 
 今日は全体的に黄砂だろうか、ぼやっとして遠くが見えない。対岸の下関がやっと見えるぐらいであった。遠望を楽しみにしていたが、残念だ。
 めかり神社や人道入り口も、人が結構来ていた。ここには駐車場がないので、道の両側に止めている車が多い。手前の無料の駐車場で止めて歩いている人達もいた。家内と二人で来ていたら、散歩するところだが、今日はそうもいかない。


 ゴールデン・ウィークの初日であるが、県外ナンバーはそう目立たなかった。遠くて滋賀ナンバー、東京の荒川区の原チャリを見かけたが、どうしたんだろうと。
 
 門司港から帰りは、海岸通りの199号線で門司、小倉、戸畑、若松とドライブを愉しんだ。本来なら、この道は大型トラック、ダンプカーが我が物顔で走る道だが、流石に今日は少なく、ゆったりとした気分で走ることが出来た。
 若松の新しい道を走ったが、信号は少なく快適である。

 大阪にいる長男に休みはどうするのか、聞いたら、暦通りであり、職場を変わったばかりだという。3日からの5日間帰れたら、電話すると言う。
 みんなが遊びに行くときに、可哀想だが、あんまり遊んでいると、リストラの危険があるかも知れないと、家族としては心配する。頑張って欲しいものだ。

 今日は朝から体調が微妙だ。風邪を引く前みたいで、過敏になっているようだが、熱がある訳ではない。風邪には気をつけよう。

縦書きテスト

2006年04月28日 | ブログの小技


 縦書きタグのテストをしています。

 今日は天気がいいですね。みなさん、どうされていますか?
 外は気持ちが良さそうだ。
 新緑が眩しいだろうな。
 森林浴も良いだろう、
 綺麗な空気を吸って、身体を
 リフレッシュしよう。

そしたら気持ちが晴れ晴れするかも知れない。

縦書きは成功かな


久しぶりのバスツアー(2)

2006年04月26日 | デジカメ写真

       
 
 阿蘇ミルク牧場の自然食バイキングが、ずらりと並んでいるところである。ほとんどが地元の自然農法の野菜が中心であるが、魚では鯖、肉では牛肉が少々入っている程度だった。ご飯も炊き込みご飯、赤米ご飯、白ご飯など置いてある。
 クリックすると、私が始めに取ってきた、おかず中心であった。また改めてご飯を
炊き込みと赤米を混ぜて持ってきた。まあ味付けは美味しかったので、食が進み、
また盆に野菜の天ぷらなどを沢山取ってきた。
 農場だから、牛乳とコーヒー牛乳もお奨めとかで飲み、丁寧にコーヒーで締めくくった。結構満腹になってしまった。あとワラビ狩りが待っているのを忘れて。

       
 
 50分一本勝負の昼ご飯から、いくらもしない内に、ワラビ狩りに出かけることになる。小さなビニール袋を渡される。みんな「小さ過ぎない。」と不満顔である。200mぐらい野原を歩くと、斜面が下に広がり、ここからがワラビがあるらしい。
 さあ、取るぞと張り切って、用意したカッターを手に探すも、人の後ばかりで、全然ないのである。開ききったワラビがやたら多い。少しずつ取りながら、降りてゆくのだが、思うようにはない。実は作戦に大きなミスがあろうとは、まだ気づいて居なかった。斜面を200mも降りただろうか、あと20分でーす、と上の方で叫んでいる。
 まだほとんど取れていないのに、もう帰るために、斜面を登り始めた。登り始めると、あちこちにワラビが見えるが、遅くなるからと、見送りながら昇る。しばらくすると、汗ばみ、お腹は満タンで苦しい、腰に応える。でも、急がないと間に合わない。
 いやー、大変な苦行である。途中で何回も止まって深呼吸だ。

 あとで分かったのでは、取り返しが付かないが、作戦というのは、先にさーつと、下に降りてしまって、それからワラビを取りながら、昇っていくと、比較的楽に、腰にもやさしく帰れるということである。最初に気付よ、自分の馬鹿さ加減に腹が立った。
 楽しみにしていたワラビ狩りは、少ししか取れない割りに、身体にとって、まともに苦行となって帰ってきた。情けなかったなあ。

      
 
 次ぎに訪れたのは、上益城郡嘉島町にあるサントリー九州熊本工場である。阿蘇からの豊富な湧き水を利用した工場であり、最近出来たのか、綺麗であった。
 案内には実にチャーミングな案内嬢が、内部の過程を紹介してくれる訳だが、最初のスクリーンの凹凸が、阿蘇の外輪山を形どっていたのには、びっくりした。当然のように内部は撮影禁止だった。そして働いている人の少ないこと。

 待ちに待った試飲コーナーでは、始めにモルツ、次ぎにプレミアムモルツとスマートなグラスに注いで、試飲した。出来たてだから、美味しいのは当たり前か。
 テーブルにはおつまみが置いてある。私はバスなので、用心して2杯しか頂かなかったが、猛者は何杯もお代わりしていたようだった。優しい奥さんは、ご主人の代わりに貰いに行ったりしていたが、うちだったら、睨まれるのがおちだ。

 ここでは、ビールの他にペプシコーラ、烏龍茶、阿蘇の名水、ジュースなど、多くの製品を作っているという。サントリーファンになって帰って下さい、と言っていた。

 
      
 
 次ぎに訪れたのは、熊本市が管理しているフードパル熊本にある、田尻いちご農園でのイチゴ狩りだ。残念ながら、今回はいちご食べ放題のツアーではないので、入り口でサンプルを1個ずつ貰い、試食して温室に入った。中はロープで区画され、取る場所も限定されている。
 前の二人のおばさんの後に続いたが、この二人が良いのを取っていくので、自分には取るほどのイチゴは無い。つい、「すみません、もっと前の方に行ってくださーい」と言ってしまった。考えてみると、取った分だけ、お金を払う訳だから、本当は買いたい量だけ取ればいいことである。
 二人でパックに入れて、持っていくと800円以上となった。スーパーよりだいぶ高い。家まで持って帰るわけだから、どうなのか、微妙だ。

 

     

 九州の都市で、路面電車が走っている町は、いくつあるかご存じですか?まあ、常識ですか。でも、ガイドさんは筑豊電鉄は入れなかったなあ。
 長崎市、鹿児島市、そしてこの熊本市の3ヶ所だそうです。バスの窓からやっと撮れました。もと西鉄の路面電車も走っているかも。いろんな色の電車が走っていました。そのうちここも廃止の運命が待っているのかも。


 久しぶりのバスツアーでしたので、つい長文になってしまいました。マイカーでのドライブ小旅行が多かったので、緊張しましたが、何とか無事に帰宅することが出来ました。
 実はワラビ狩りの後、ビール工場までのバスの中で、ちょっとやばくなったんですが、やはり一番後の座席は良く揺れますから応えましたが、なんとか事なきを得ました。良かった。

 ツアー参加に、福岡から乗り込まれた、若い子供連れのご夫婦が、唯一のヤングだった。この3歳になると言う坊やが、みんなを和ませてくれた。ガイドさんがマイクで喋るのを、物まねするらしい、ガイドさんが喜んでいた。
 バスを降りるときは、一人一人に「お疲れさまでした。」と言ってくれたし、最後に博多駅で降りる時には、「みなさん、またお会いしましょう。」と言うので、大笑いであった。

 最後まで、読んでいただいた方いるのかなあ。居られましたら、お礼申し上げます。

久しぶりのバスツアー(1)

2006年04月25日 | デジカメ写真
 昨日は久しぶりにバスツアーに参加した。前から九重にワラビ取りに行こうと言っていたので、娘が新聞でツアーを見つけて、行ってきたら・・・、と提案してきた。

 見ると、阿蘇ワラビ狩りのツアーだった。じゃ、翌日のことなので、電話してみたら、予約がOKとなり、家内と参加することにした。

       
 だいぶ前から募集していたみたいだが、最後の受付だったため、一番後の座席だった。揺れること、いつもは酔わないが、今日はやばいかもと不安になる。
 クリックした写真は、面白くもないがほぼシニアばかりの車内風景である。

         
 このツアーの目玉の一つが、阿蘇南郷谷の日の丸ツツジ園である。本来ならツツジが咲いたら、このように日の丸が鮮やかに見えるはずであるが、咲いていなくて、クリックした写真の状態で、ガイドが恐縮していた。

        
 そのすぐ隣にあるのは、萌の里である。まあ、道の駅みたいに野菜などの土地の特産物を販売していた。クリックした写真は、近くの神社の祭りに作ったとみられる「牛」である。館のいりぐちにはゴジラが迎えていた。
       
 横の一角に湧き水を引いて作っている小さな花壇があったが、クレソンが茂っていた。その横に咲いていた花(クリック)は何だろう。調べていないが、「あらっ、もう咲いてる。」とおばさん達が、言っていた。珍しいのかどうかは知らないが。
 
 次ぎに訪れたのは、阿蘇ミルク牧場である。益城インターを降りて、熊本空港の横を通れば、すぐ近くである。ここにはツアーの目玉が二つある。一つは昼ご飯が自然食バイキングで食べ放題50分一本勝負である。もう一つは、お腹いっぱいになったところでのワラビ狩りである。
 牧場の入り口では、モー君達(クリック)が迎えてくれた。中の設備としては、レストラン、売店、子供が喜びそうなトラックター電車、丘にはでっかい太った木馬があるぐらいで、そう充実したいるとは言い難いかなあ。

 続きは、久しぶりのバスツアー(2)にアップします。暇が出来ましたら、こちらもご覧下さい。天気は良すぎるぐらいの晴れであり、阿蘇の自然の中で、気持ちの良い気分に浸ることが出来ました。

ナスカの地上絵はどこ?

2006年04月20日 | Google Earthの活用
 南米ペルーにある、ナスカの地上絵などの様子を、ググル・アースで見たいと、前から探しているが、なかなか見つからない。
 
 写真はリマの飛行場と思われる場所を、地上2500ftからの映像である。飛行機が何機か写っている。まだアップに出来る、衛星からの映像と言うが、凄いことができるものだ。

 世界の各地を空から眺められる時代が来たのだなあ。ただ、精密に表示される場所が限定されていて、どこでも、精密に見ることは出来ないのは、残念だ。早く、色んな所を精密に見られるようにして欲しいものだ。すると、有料になるのかなあ。ぜひ最後まで、無料のサービスを望みたい。

 目的が軍事用なのか、民間用なのかは定かではないが、無料でこれだけの性能の衛星画像を見れることは嬉しいことだ。使い方はまだ、詳しくは知らない、画面に不具合が出るし、コンパスのイメージは取れない。

 このグーグル・アースで、中国の万里長城、イタリアのピサの斜塔、カンボジアのアンコールワットなど、見てみたい所は多い。緯度・経度を入れて、見れるかも知れないが、その操作法もまだ知らない。

 どこかのサイトに、詳しい日本語の解説があるのだろうな、グーグル・アースが全部英語なのは、仕方ないけど、英語に弱いので、難しいが、機能の一部に世界各地のツアーがあり、次々と指定された場所へ、異次元の世界を飛んでいるような雰囲気で案内してくれる。今日始めて気がついて体験した。
 時間があるとき、空から世界中を眺めて飛び回るつもりだ。

日本初公開、アメリカ水芭蕉

2006年04月18日 | デジカメ写真
 今日はブログで教えて貰った、福岡でも水芭蕉が見られるというので、出かけることにした。水芭蕉と言えば、尾瀬や群馬など、九州より遠いところしか見れないと思っていた。家内が尾瀬の水芭蕉が見たいと、言っていたので、喜ぶだろうと期待して。
 宗像市の庄助ふるさと村を目指していたら、すぐに水芭蕉への案内があったので、すぐに分かった。ちょうど昼だったので、まずは腹ごしらえと、冷やし蕎麦を食べた。ここの蕎麦は美味しいと思う。お客もまあまあ来ていた。園内の桜は満開はとっくに過ぎていたが、まあ遠目には綺麗だ。

           
  九州では珍しい、日本水芭蕉だ。今日までの雨でせっかく綺麗に咲いていたのに、ほとんどの花ビラが倒れかけていた。

           
  尾瀬でみる水芭蕉とまた感じが変わるかも知れないが、始めて自分の目で見て、やはり端正な美しさがあると思う。

            
  これはザゼンソウという花で、座禅をしているような形から、名付けられたのだろうか。沢山咲いていたが、雨のとばしりで汚れていて、可哀想だった。写真以上に綺麗だったはずだが。
           
   これはタイツリソウと言うらしい。詳しくないので、解説は無理だ。珍しい部類なのだろうか、分からない。
                
  最後に紹介したいのは、本邦初公開らしい、アメリカ水芭蕉で、幻の花と言われ、黄金ミズバショウというらしい。日本水芭蕉に比べて、かなり小さめだ。
  見に来ていたおばさん達が、アメリカ人は大きいのにねえ、と笑っていた。

 
 MARIさん、紹介して貰ってありがとうございました。今日は開花時期の谷間とかで、あまり良くなかったのですが、珍しいものを見たという気分でした。見たいと言っていた家内は、尾瀬の水芭蕉を見に行きたいが、どうでも良くなったかと思ったら、益々行きたくなったと、逆効果となってしまった。
 あと何年かしたら、もっと広くなって、花の数も増えているだろう。園のチラシによると、5月中旬から6月末まで、花菖蒲とワタスゲの祭典(ちょっと大袈裟な!)とある。
また、7月から8月にかけ、大サギソウ祭りを予定しているとある。なお、環境協力費として、500円が必要です。
 興味がある人はここ地図を見て下さい。ふるさと村の奥にあります。花の開花状況の問い合わせ先は、二十一世紀の森 092-481-5767まで。


水彩展に行ってきました

2006年04月15日 | 日々の思い
 昨日は知人のN氏の水彩画が入選したと聞いたので、さっそく見に行きました。第45回北九州水彩展で、数多くの作品が展示されていました。素晴らしい作品ばかりで、見ているとあっという間に時間が過ぎる感じがしました。いろんな作風と言いますか、書き方があるもので、好きな絵がかなりあり、心が躍りました。

 デジカメを持っていこうかなと、ちょっと思ったのですが、持っていかなかったのを後で悔やみました。18日まで開催されているので、時間が取れれば、是非また行って、好きな作品を撮りたいと思っています。

 見に来ていた人達は少なかったけど、画いた方と来られていたようで、作品の横に並んで、記念撮影をしていたグループもありました。誇らしげで羨ましい風景です。
 小学校時代は美術の先生から、グループで絵を習っていたけど、中学生になったら、油絵に変わっていきました。家が貧乏だったので、仕方なく去っていかざるを得ませんでした。続けていたら、今でも絵を描いていたでしょう。上手くないでも、絵を描くことは心にゆとりがないと出来ないと思います。

 この小学校時代から一緒に絵を習っていた中に、美術の先生になり、今でも熊本では有名な絵描きになっている友達がいます。東京にも出品して、入選しているようで、忙しい日々を送っている様子です。同級会にもなかなか参加してくれないので、逢うことも出来ません。何人続けているのかは分かりませんが、絵を描くことは素晴らしいことですが、自分には才能もなく、心のゆとりもありません。
 ああ、情けない。

 そう言えば、思い出したけど、若い頃近所の青年団に入っていた頃、美術展をやるから、絵を出してくれ、ということで、画用紙にチューブの口から直接絵の具を出して、書き殴って提出したら、市民会館の展示場に張り出されました。タッチが珍しかったようです。最近、スケッチブックを買って、出かけてスケッチして、色づけをしてみようと、時々ちらっと考えることがあるなあ、でもやはり出来ないだろう、才能がないのだから。

            (写真と記事は関係ありません。)

愛(まな)ちゃん、渡米へ

2006年04月14日 | Weblog
 生後5ヶ月で「拡張型心筋症」と診断され、心臓移植しか道が無く、渡米する為の募金が行われていたが、目標額を大きく上回る善意を集めていた愛ちゃんの渡米が決まって、両親と出発することになったという。

 ご両親の喜びは如何ばかりであろう、またまなちゃんを救う会の皆さんの活動も大きな実を結んだわけである。そして日本中の善意の輪が広く大きくなって心臓移植の実現が出来たことは、日本もまんざらではないなあ、と嬉しいし喜ばしいことだ。

 後は移植を無事に終えて、元気な姿で帰国してくれて、普通の子供のように育ってくれることを祈りたいと思う。良かったね、頑張ろうね、まなちゃん。



別れに接し

2006年04月12日 | Weblog
 昨日の早朝、熊本から電話。こんなに早くの電話は、もしかしたら?
不安が当たり、大分の叔父が亡くなったという。だいぶ高齢だったが、母方の
兄妹がだんだん亡くなる、7人いたのに、もう二人になってしまった。
 
 日頃、元気なうちに訪れようと、話していた矢先である。人の命ははかないものだ、いつどうなるかは分からない。思い立ったとき、行動するのが良い、とは思っていても、つい現実にとらわれて、後回しにしてしまう。そして、後で後悔することになる。
 
 世代交代になっているとは言え、会いに行くだけで、喜んでくれる人がいるというのに、その人には時間が無かったのだ。いま自分は元気なつもりであるが、じわじわと病魔が近づいて来ている恐怖がある。掛かり付けの医者の言葉が先の長くないことを感じさせる。

 睡眠は死の練習である、と思っている。だから、願わくば眠ったまま行けたら、最高に幸せなことだと思う。残されたものも、世話も要らず、喜ぶに違いない。
 
 こんな内容では、読む人も憂鬱なことだろう、人生は暗いことばかりではない、別れがあれば出会いが、必ずあるものだ。希望の光で照らされる人でありたい、
願えば必ずそうなることを期待して、充実した日々を過ごしたいもの。