コペルニクス的展開！

第１０惑星といえば、昔のスペースオペラか今のトンデモ本か、という存在でしたけれども。
いよいよ学術的にも、なんと一気に３個も増えそうだよ！∑（￣□￣;

個人的には、カイパーベルトに位置するような天体を惑星扱いすることには抵抗はあるのですけれども、それを言ったら冥王星も惑星じゃなくなってしまうんだよねー。冥王星だけ特別扱いするのも（歴史的経緯から判断すると自然ですが）学術的には不自然だし・・・。
世の人々は「冥王星を発見したのがアメリカ人だから」と陰口を叩くけれど、惑星の定義を整理する際、これだけ惑星として定着している冥王星を単なる小惑星とするよりは、冥王星が惑星に含まれるように定義づけした方が影響は少ない、と判断したのだろうか。
たしかに、まあ今更「冥王星は小惑星ですから。残念！」とか言われてもね・・・。

そして、今回「惑星」にすべく提案されたセレス、カロン、2003UB313が、もし実際に惑星として認められることがあったとしたら、和名(?)がどうなるのか興味深いですな。

国際天文学連合総会の採決は８月２４日。ドッキドキの１週間です。