おもてなし

晩、ウチの両親に連れられて５人で食事に行きました。
席の準備の都合でかいくつかのグループいくつかに抜かされ、「もう４人テーブルに赤ちゃん椅子を用意してもらいましょう！」なんてウチの母がキレ始めた頃（笑）、ようやく案内されたテーブルはものすごく巨大な円卓で。
おぉ、赤ちゃん連れの気持ちをわかってくれてる！
テーブル狭いと、こどもがいたずらしちゃうから気疲れするんですよね。広いと手が届かないところにお皿や料理を置けるから安心♪


で。
お皿の下に敷く紙のランチョンマットを、ウチの子はウェイトレスから受け取るなり破りました。笑
次の敵はキッズメニューです。
とはいえ、パウチしてあるから破れませんけれどもね。

　「今度のは強敵だぞー」

そんなこと言ってたら。
お冷やを持ってきたウェイトレスさんが、ウチの子にだけ用意してくれた紙製の頑丈なコースターを渡しながら、言いました。

　「こっちも強敵だぞー」

うーわー。
恥ずかしいっ。
恥ずかしいけど…
親子の会話（？）にしっかり合わせてくれてるんだね、ウェイトレスさん。
これってなかなかできないことだと思いますよー。


その後も、なにかとチビのことを気にかけてくれますウェイトレスさんたち。
食事中、舌か唇かわからないけれど、自分でどこか噛んでしまったらしく、泣き出しちゃいました。
ま、ママがだっこして、美味しいモノ食べさせてあげたら、すぐ忘れてゴキゲン戻したけど。笑
と、通りかかるウェイトレスさんが何人も声をかけてくれるんです。

　「さっきは泣いちゃったね、大丈夫？」

って。
泣いてるときだとこちらも気持ちを割けないけど、ゴキゲンになってからだから出来事を伝えたり、チビもウェイトレスさんに笑いかけたりできて。

普通、子連れディナーってなんだかんだ言って気を遣わざるを得ないのだけれど…
でも今晩は心から、気楽に楽しめました！
（もちろん気は遣いますけどね）

このお店は気の遣いかたがほんとうに上手い。
単に親切丁寧なのではなくて、きちんと相手の立場に立って、相手の気持ちを想像して、応対してくれている。
そう感じました。
なんてスバラシイ応対マナーでしょう。

ありがとう、本牧のレッドロブスター♪

１４年の変化進化老化

高校を卒業してもう１５年近くになります。
経年劣化が目立ち始めるお年頃です。（その単語を女子に向かって使う某氏はいかがなものかと思うが。笑）

というワケで、同期の結婚式くらいでしか集まらない我らが、同期の結婚式で集まりました。

一緒におばかなことばっかりやってたみんなもすっかり落ちついちゃって。
特に新郎！
仮にサプライズでスピーチ振られたって当時のへんてこエピソードだったら枚挙に暇が無いほどのオモシロ人間だったのに、今日は立派な新郎でした。
年月は人を育てるのだねぇ…

そんなプラス方向の変化が目立つ新郎だったので…
緊張してしどろもどろだったことと、新婦のほうがしっかりしてたことが、逆にほっとした。笑


で。
１４年経っても深く刻まれている記憶というのはあるもので。

実は新婦、同じ高校で部活の後輩であります。
披露宴のクイズに出た、新郎と新婦が始めて出会った日がいつかという話題…

　「２８日だ！」
　「４月２８日だろ」
　「４月２８日の泊まりだ」
　「４月２８日はコンテストだからな」

４月２８日＝校舎に泊まりこんで無線のコンテストに没頭したり羽目を外したりする日

まあ、歳をとると、昔の記憶のほうがよく覚えてますからネ。笑

そうだといいね

福祉分野で働き始めたのがおよそ１０年前ですが…
３、４年経った頃から急に車いすに乗っていたり白杖をついている方々（特に若いひと）の姿が目立ってきた気がする。

子供が生まれることがわかった、およそ２年前。
その前後から、急にベビーカー連れの親子（特にパパ）が目立ってきた気がする。

自分がそのカテゴリーに急接近したから気付くようになっただけなのか。
社会がだんだんバリアフリー路線を歩んできた成果なのか。

どっちかははっきりわからないけれど、後者だったらステキだなあ。


きょろきょろ視線を四方八方に送ってそんなことを考えながら、久々に独りで歩く横浜の街並みでした。


…いやしかし。
独りで歩くと移動がスムースで、バリアに気付かないことに気付いた…(-_-;)