マリの水彩画とグルメ

MARINE blog 水彩画家・家庭料理研究家のMariがつづるルポと日記
(写真をクリックすると大きくなります)

秋の横浜と演奏会

2007-10-13 01:20:21 | ライブ
 「神奈川フィルハーモニー管弦楽団」の定期会員になっている両親が北海道旅行へ行っている替わりに、定期演奏会を聴かせてもらうことになりました。
 夏に風邪をひいた母の替わりに行ったので、今年2回目のタナボタ式ありがたき幸せ。今回は幼稚園から高校まで一緒で、中学時代ブラスバンド部で一緒だった旧友を誘いました。
 高校卒業後、彼女は音楽の道へ私は絵の道へと進んだので別々になってしまいましたが、二人とも母になり育児を楽しみながらも自分の大切なものを守っていくスタンスが一緒で、交流は今でも続いています。

 とはいえなかなか会うことはできないので、今日は彼女も幼い息子さんをお母さんに預け、ゆっくり昼間から会うスペシャルデーとさせてもらうことにしました。

 私は彼女に会う前にちょっと水彩画の資料集めで山手の洋館達を撮影しました。「あれがあなたの好きな場所〜…♪」とつい口ずさみながら「港の見える丘公園」から入り、外人墓地方向に向かって歩き、ガイドブックに載っているような山手散策(笑)。
 結婚前、横浜に住んでいるときはさんざん来たし、庭のような感覚でしたが、やはり結婚してからはゆっくり廻ることもなかなかありません。今日はお天気も良く、陽の光が美しく、なかなか素敵に山手を撮れたかなと思います。

 その後彼女と会い、ゆっくりとランチを堪能し、おしゃべりとウィンドショッピングを楽しみ、軽い夕飯をすませ演奏会へ。
 ブラスバンド部の先輩大橋晃一氏もホルン奏者として並ぶ神奈川フィルハーモニーの演奏を楽しみました。

 演奏は「シューベルト/交響曲第7番ロ短調D759『未完成』、ソプラノ歌手松田奈緒美さんによる「リヒャルト・シュトラウス/4つの最後の歌」、「ルト・シュトラウス/交響詩『詩と変容』作品24でした。
 今回は聴き覚えのある曲はなかったのですが、しっとりした秋らしい選曲、引き込まれる素晴らしいと、演奏ソロ・コンサートマスターの石田泰尚さんのヴァイオリンが聴けて幸せでした♪
 それに合間に聴く彼女の曲の解釈や時代の話しなど解説が興味深く、幼なじみが音大出身でよかったとしみじみ…(笑)。
 オーケストラの音量から感じる厚みって、なかなか快感です。続けて聴くと、クラシック音楽もいいなと思いました。