ちょっと高松

うどん県&マグマシティの探訪記と日々の暮らし。

休日ドライブ~その4

2012-10-17 | おでかけ

前回のつづきです。

帰りがけ、とある像を見に行きました。こんな美しい景色の見えるところにあるんですね。

場所はこちらのバス停のすぐそば。

写真左下に何やら見えておりますが・・・。

そう、この像です。

これはまさしく、小便小僧

こんな高い所でしちゃうなんてね・・・。

この突き出た岩は祖谷街道開設の際の工事で残ったものなんだそうです。

その上に、かつて地元の子どもや旅人が度胸試しをしたという逸話をもとに、小便小僧の像を作ったんだとか

この高さ・・・相当な度胸試しですねぇ

さらに車で走っていたら、こんな美しい景色に出会いました。せっかくなので、撮影タイム

水の色のキレイなこと

木々が色づくとまた一段といい雰囲気になりそうですね

そんなわけで、楽しい休日ドライブが終わりました今回行けなかった奥祖谷にも近いうち行こうと思います

ところで、例の巻柿のお話。

これを夫が欲しいと言った理由ですが・・・

この写真だと巻き藁に見えますが、そんなに大きくないので、突くわけではありませんでも理由はそれに近いです。

こうして解くことができるんですね~。

そう、夫は藁縄が欲しかったんですよ。

木刀の稽古に使いたいんですって。私は巻柿が食べたかったので、じゃあ買いましょ~ということになりました。

これ、なかなか立派な藁縄です。普通の人は捨てちゃうのかしら・・・ちょっともったいないですね~。


休日ドライブ~その3

2012-10-17 | おでかけ

前回のつづきです。

大歩危の次に向かったのは、祖谷(いや)のかずら橋。

祖谷川にかかるこの橋はシラクチカズラで作られていて、重さはなんと5t今でも3年に1度架け替えが行われています。

かずら橋のレプリカは今年のお正月に四国村で体験しましたが、本物はずっと凄かったですよ

長さ45m、幅2mなので、四国村のものよりも15m程長いのですが、問題は高さ。

本物は水面上14mあります。結構スリルありますよ~。

皆さん、橋につかまりながら端っこを歩いていました。腰がひけている方も多かったですね~。

確かに橋の構造を見ると、ちょっと不安になりますよね歩くとギシギシ言いますし、同時に20人以上歩いていますから。

中にはジャンプするおじさんなんかもいたりして、怖がりながら歩いている人がちょっとかわいそうでした

足元はこんな感じです。

私の足元も入れて撮ってみましたが、下手すると橋の隙間に足が挟まることはありそうですね。

板一枚の上を歩くように、という普段の稽古が、こんなところで役に立ったりするんですね

カメラなど物を落とさないよう注意も必要です

橋の真ん中から1枚

下を向いて1枚

高いところが苦手な方にはお勧めしませんが、こんな橋はめったに渡ることのできないので、貴重な体験ができました。

続いて行ったのは、橋の近くにあった「琵琶の滝」。

ここにも平家伝説があるんですね。

この後、駐車場エリアに戻って、おやつを食べました

「でこまわし」とは徳島の郷土料理。じゃがいも、豆腐、こんにゃくを竹串に刺してぐるぐる回しながら焼く田楽のことです。

人形浄瑠璃の木偶に似ていることからこの名がついたそうです。

私が食べたでこまわしは柚子味噌が塗ってありました。この味噌がとても美味しかった~

夫は「あめごの塩焼き」を。これも美味しかったな~

おやつの後は奥祖谷へ行くつもりでしたが、のんびりしていたら時間がなくなってきたので、また今度ということに。

帰りがてら、とある像を見てから、高松へ戻ることにしました。

(つづく)


休日ドライブ~その2

2012-10-17 | おでかけ

前回のつづきです。

まず向かった場所は、大歩危(おおぼけ)です。

大歩危・小歩危(こぼけ)と一括りにされるこの渓谷は、剣山(つるぎ)国定公園に含まれています。

この険しい渓谷は、2億年の時を経て吉野川の激流に結晶片岩が浸食されてできたものなんだそうです

大歩危と小歩危の違いは、岩の傾きの方向。下流に向かって斜め45度に傾いているのが大歩危です。

(ちなみに、大歩危の方が吉野川の上流に位置しています。)

そんな大歩危峡の約2kmを30分かけて往復する遊覧船に乗ってきました。

ちなみに以前ブログでご紹介したとおり、日本三大暴れ川として有名なこの吉野川。

増水すると写真中央右に見える白い車の辺りまで水位が上がるそうです

(実際にその時のパネル写真が飾られていました。自然の力って凄いですね

駐車場(最上階)から乗船場を取った1枚です。この辺りが全て水に覆われてしまうことがあるなんて・・・。

駐車場からは階段とスロープを降りて乗船場へ向かいます。

上から見てもわかるくらい、水が透き通っていてとてもキレイでした

この乗船場から出発です。

出発前に船頭さんから救命胴衣が配られました。全員がちゃんと着用してから出発です

船底の一部はこのようにガラス張りになっていて、下を泳ぐ魚が見えました

この日は団体さんが多かったようで(船も増便)、何回か対向船とすれ違いました。

大歩危の岩は、このように下流に向かって斜め45度に傾いていましたよ。

こちらは獅子岩。真ん中の白い岩、ライオンの横顔に見えると船頭さんの説明がありました(確かに何かの顔には見えますね)

それにしても、川の流れで岩がここまで浸食されるなんて、自然の力はすごいものです。

浅いところだと、こんなにキレイに川底が見えました。

こちらは帰り(上流に戻る時)の写真。先程と岩の傾きが逆になりました。

こうしてあっという間に楽しい船の時間が終わりました。

栗林公園の舟遊びもいいですが、雄大な自然の中を船で行くのもいいものですね

乗船場のすぐそばには、鯉などの魚がたくさんいました。

なぜここにたくさんいるかというと、近くで「鯉のえさ」を売ってるんですね。

えさをもらえる場所だと、きっと魚たちもわかっているんでしょう。我々もせっかくなので「えさやり」をしてきました。

栗林公園の鯉同様、ものすごい勢いで魚が近づいてきましたよ

お天気はあいにくの曇でしたが、それでもこんなに美しい景色。

晴れていたら水の色がよりエメラルドブルーに近い色だったかもしれませんね。

最後に売店で夫がどうしても買いたいと言った「巻柿」(理由は後述)を買って、祖谷(いや)へ向かいました。

 

(つづく)