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人生、消去法
世捨て人のつぶやき




評判が良かったのと以前から話題になっていたというのもあって購入してみました。
これが殊の外いい感じなのです。

ヘッドフォン推奨というのもわかるシンプル&minimumな構成。
あとは、これと高機能エディタとの連携がどこまです進むかですもんね。

なんか小説じみた文章をメモっぽく残しておくにはいいのかな、と。

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この手の本はもうあまり読まないようにと思っていたのだが、つい購入してしまった。
自分で自分の古傷を開いて塩を塗るようなものなのだが、
それがやめられないというのがまさに「病んでる」ってことなのかも。やれやれ。

過去にこのブログで何度か取り上げた岡田尊司氏の新著である。
「脳内汚染」騒ぎで毀誉褒貶相半ばする感じのひとになってしまったが
個人的には人格障害を扱った新書2冊は良書だと思っているので信頼はしている。
(「脳内汚染」本は読んでない)

さて、本書のタイトルにもなっている「愛着障害」であるが
このあいだまで人格障害で今度は愛着障害ですか、と少々眉をひそめつつ読み進めたのだが
意外と大事なことを言ってるような気がした。

著者が指摘する通り、精神分析や認知行動療法というのは
客観的・理性的に自らを反省することを通して治癒を目指すものだが
これまでそうしたやり方ではむしろ悪化する事例が多いという事実があった。
(はいはい、おれのことね)

これに対して、「愛着」という視点を導入することによって
より有効な治療が可能になるという。
そして、心理療法の世界ですらまだまだその認識が遅れおり
技法の開発などもまだまだということである。

基本は、愛着を脅かされない「安全基地」を確保して
その上で試行錯誤を重ねることが大切ということになる。

後半の試行錯誤を重ねて自己肯定感を高めていくというのは
少し前に宮台真司が若者向けに説いていたのと同じなのだが
そもそも「安全基地」のないやつがこれをしたら多分自滅するだろう。
その点、この本の主張は医療関係者らしく周到に考えて書かれているといえる。

実際にできるかどうかはまた別問題だけども・・・。

ちなみに巻末に自己診断用の心理テストがついており
試しにやってみたところ、見事にアウト(爆)。

よくある質問形式の心理テストで
A.安定型愛着スコア・・・正常さの度合い
B.不安型愛着スコア・・・異常さの度合い
C.回避型愛着スコア・・・異常さの度合い
をそれぞれ計測する。

それぞれ10点以上でその傾向が強い、15点以上で非常に強いとされる。

で、私の結果。
A. 1点 _| ̄|○
B. 13点 _| ̄|○
C. 16点 _| ̄|○

もういいよ。

愛着障害 子ども時代を引きずる人々 (光文社新書)
クリエーター情報なし
光文社


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