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人生、消去法
世捨て人のつぶやき




あらかじめ答えのある問いなど要らない
そんなものは、なぞなぞでしかない

あらかじめ答えのある問いなど要らない
なぞかけにつきあっている暇など、わたしにはない

あらかじめ答えのある問いなど要らない
わたしが知りたいのは、そんなことじゃない

あらかじめ答えのある問いなど要らない
答えを用意しているあなたは、なにも知らないことを知らない

いまここに問いがある
そしてその問いには答えがない
それは万人に開かれた、未踏の大地である

あらかじめ答えのある問いなど要らない
わたしには、安心は似合わない

あらかじめ答えのある問いなど要らない
真の満足は、その探求の過程にある

あらかじめ答えのある問いなど要らない
それは単に欺瞞だから

あらかじめ答えのある問いなど要らない
それはなにも問うてはいないのだから

深く、深く、世界の底を覗き込むような
鋭く光るひとすじの光で
見えなかったものを切り刻むということ

新しい風の前に、翼と帆を広げつつ
自力で櫓を漕ぎはじめるということ

そこにあらかじめ答えがある必要はない
むしろ答えがないことが力となる
それは、もうむかしから語られてきたことだけれども・・・

あらかじめ答えのある問いなど要らない
もう、あらかじめ答えのある問いなど要らないのだ

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遅読の私が、これだけ早く読めるのは、やはり私のなかにこういうポジティブさを求める気持ちがたまっていたせいもあるだろう。
いろいろくさしてくる人もいるみたいだが(池田信夫氏とか。基本的のこの人の書くものも好きなんですがね)、私の世代にとってはほとんど唯一といっていいくらいのポジティブな気持ちを喚起してくれる人である。

「私たちはたしかにさまざまな厳しい現実に直面しているけれど、聞けば読めば心が萎える言葉ばかりをシャワーのように浴びれば、せっかく生まれかけた意欲もすぐにしぼみ、未来を創造するエネルギーは生まれず、結果として厳しい現実は改善されない。」(P.242)

いや、まったく。
「結果として厳しい現実は改善されない」
ここ重要。

そして必要なことは、
「自発的で能動的な「新しい強さ」を身にまとわなければならない。」(P.243)
ということ。

なかなか私のような社会不適応かつ何事につけて悲観的な人間には難しいことだが、なんとか取り組んでみたいと思う。
(ていうか、そうしないと生きていけないんだが)

梅田さん、自覚されているでしょうが、まさにわれわれ世代にとってはあなたが「ロールモデル」となっています。
まったくITとは関係なく、プログラミングもできず、ブログの更新頻度も低く、書く内容と言えば、後ろ向きなことばかり、というこの私のような人間でさえ、あなたの著書を読んでいます。
それは、悪く言えば、「すがっている」のかもしれませんが。

これからも明るいビジョンと刺激を与えてください。名もなき一読者としてのお願いです。

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CNET japanのブログ時代から、私は梅田望夫のファンである。
ファンと言うと、なんだかミーハーな感じがしなくもないが、実際そうなのだから仕方がない。
とにかく、文章うまいし、ま、かなわないな、ていう・・・。

で、いま『ウェブ時代をゆく』を読んでいるところである。
ここでは新たに「けものみち」という概念が提示され、ある意味で超一流になれない人間への救いの道が用意される。

しかし、やはりそれは「救いの道」であるしかなく、華々しい成功によって彩られる『超一流』とは違う。

われわれはいま、一体何を基準にして生きればよいのか。
それが「わからない」ということにこそ、われわれ世代の価値がある。
その側面が、この「けものみち」なのだろう。

あらかじめ用意された価値のレールに従っていれば、それ相応の人生が送れた世の中は、もう既に過去のものとなった。

しかし、それに代わる道を見つけられるのは、現実的に言ってごく一部である。
せめて、梅田望夫氏に元気づけてもらわなければ、正直やっていけないという気分だ。

とはいえ、生きるしかない。という現実は変わりようがない。
とにかく生きるしかない。
今言えるのは、それだけだ。

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人間というものの性質、いや本質は
様々な形で表現されてきている。

曰く、
言葉を話す
火を使う
道具を作る
理性を持つ
...etc.

さて、今日ふと思いついたことで
おそらく、とっくの昔に言われていることであろうが
上記のリストにもうひとつ付け加えようと思う。

それは、
誇りのために生きる(逆に言えば、誇りのために死ねる)存在だということ

それが吉と出るか凶と出るか、それは神のみぞ知る、か。

それにしても、生きにくいものだ。今という時代は。

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