人生、消去法
世捨て人のつぶやき




アメダスを見たら、今朝の最低気温が19.9℃だった。



いよいよ夏が終わる。



そういえば、昨夜、就寝前の歯磨きをしているとき、外から鈴虫のような虫の鳴き声が聞こえてきていた。



まぁ、日中は32.1℃なので、暑いっちゃあ暑いのだが。



夕方、食材を買いにスーパーへ行くのに自動車に乗ったところ、これまで30℃以上を示していた外気温計が29℃だった。



直射日光の当たる場所なのだが、それで30℃行かなかったのだから、日差しそのものが弱まっているのだろう。



また、スーパーへの道で、途中、西日に向かって走るところがあるのだが、太陽の位置がだいぶ低くなった。



あと約ひと月で秋分の日だ。



8月が終わり、今年も残すところあと4ヶ月。



早い。早すぎる。



十年一日とはよく言ったものだな。



まったく困ったものだ。


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今朝は珍しく早起きで、6時に起きた。



そのせいもあってか、昼食後しばらく経つとしんどくなった。



2時すぎに布団に入り、アイマスクをしていたら、いつの間にか眠ってしまった。



その中で夢を見た。



高校か大学の体育館近くという感じの、屋外のコンクリート舗装の道を小走りに進んでいると、あごが急にガキっと音を立てて噛み合わさり、左上の一番奥の歯が割れた。



思わず私は右手で口を押さえるが、割れた奥歯は口から飛び出し、コンクリートの通路の左脇に落ちた。



慌てて私はそれを拾おうとする。



奥歯は真っ二つに割れてしまっている。



しかし、血はついていない。



拾い上げて、左の手のひらにのせ、右手でそれを包むようにして持つ。



歯医者に駆け込んで、治療台に座る。



女性の若い歯科医が診てくれる。



小さな丸顔で目が大きく、ややタレ目でかわいい感じの人だ。



私は口を大きく開ける。



治療が始まり、なぜか上の前歯の歯石取りになる。



私は「ついでだからいいか」と思う。



歯石取りの水流ジェットが前歯で撥ねて、水しぶきが顔にかかり冷たく感じる。



意識がフッとなくなる。



そして、ゆっくりと意識が戻ってくる。



重いまぶたをゆっくりと開ける。



すると、視界はぼやけていて、まるで水中にいるかのようだ。



さらにまぶたを開けると、視界の右側から女性の若い看護師さんが私の顔を覗き込み、「〇〇さん、なんでここにいるか分かる?」と尋ねてくる。



小さな丸顔で少しタレ目のかわいい系美人だ。



私は、「奥歯が割れて、治してもらって・・・」と話し始めるが、話しながら、いや、なんで意識を失っているんだ?と疑問に思う。



視界の左下の方から、女医さんが現れる。



この人も、小さな丸顔で少しタレ目のかわいい系美人だ。



年齢は30代なかばといったところ。



その女医さんが、顔を近づけてきて言う。



「〇〇さん、倒れて、(運ばれてきて)死んで(ここにいるんですよ)」



私ははっとして、「まさか」と思う。



これが死後の世界かと一瞬思う。



病院の手術室が死後の世界?



さすがの私もここでやっと目が覚めた。



何だったんだと思いつつも、不思議と恐怖感はなかった。



そして、恐怖感はなかったなぁと思うと同時に、「あぁ、私はやはりfinalvent先生のようになれないのだなぁ」と感じた。



冷や汗をかき、絶叫しながら目覚める、そんなことに憧れてはいない。



憧れてはいないが、ただ、哲学をかじったものの一人として、世界の深淵を覗き込む能力が私には決定的に欠けているのだなということがよくわかってしまった。



言葉を変えれば、私は「生きる」ということの実感を一生手に入れられないということでもある。



それは、青年期に必死に手に入れようともがいたものであるが、月日とともに少しは分かるのでは、という甘い望みがあった。



老年期を目前に控え、それも虚しいことがよくわかった。



「私は生きることができない」。


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先ほど昼食でマルちゃん正麺しょうゆを食べた。





正麺シリーズは発売当初に食べたときは、正直あまり美味しいとは感じかなかったのだが、色々改良されたのか、それとも私の味覚が変わったのか、だんだん美味しく感じるようになった。



で、ふと思い出したのだが、生麺タイプの袋ラーメンって発売当初高かったよね?



確か5食パックで400円台後半だったと記憶している。



ぐぐってみたら、正麺の発売は2011年11月7日だそうだ。



もう干支が一回りするのね。



最近は物価高騰で様々なものが値上がりしている。



袋ラーメンもその御多分に漏れず徐々に値上がりしてきてるのだが、正麺はなぜかスーパーでセールになることも多く、いつの間にか割安なブランドになっている。



なんでだろうと考えて、「あぁ、これは油のせいかな」と思い至った。



コロナによる物流の遅滞とその後の円安による油脂価格高騰のせいだろう。



で、調べてみたらこんなサイトに行き当たった。



ひえー、エグい上がり方・・・。



袋ラーメンに話を戻せば、以前は割安だった”揚げ”ラーメンがこの油の価格高騰の影響を受けて値上がりし、同時に油で揚げていない正麺は製造コスト的に割安になったということだろう。



うーん、でもやっぱりサッポロ一番食べたいんだよねぇ。


 


 


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昨日の夕方、食材を買いに出かける際に、外の空気がわずかに涼しく感じられ、秋が近づいているなと感じた。



今日はさらに日中の気温が30度を下回り、最高で27度までとなった。



もう9月は目の前である。



また、いよいよ49歳となり、40代最後の一年にも突入してしまった。



ここ数年はいよいよ時間の経過が早くなり、身体の調子も良くない。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



話は逸れるが、最近夢で大学に通っていたり、入学を目指していたりということがあり、無意識の欲望のようなものだろうかなどと考えている。



今朝はアパートの一室に、メルロ=ポンティ全集(そのようなものは実在しないのだが)が並んでいるという夢だった。



残る人生はあとどれくらいなのか見当もつかないが、なんとか前を向いて歩くしかない。



やれやれ。


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