gooからのメールでgooブログの終了を知り、あぁ、来るべきものが来てしまったという気分になった。
なんと、その歴史は21年に及ぶという。
開始されたのは、2004年3月かららしい。
当時、はてなダイアリーを始めとしたブログサービスが雨後の筍のように現れたのが昨日のことのように思い出される。
梅田望夫氏は遠くなりにけり・・・。
そんな折に、私もどうにもならない鬱屈した日々を吐き出すために、2005年4月15日(なんと今日(もしくは明日)で丸20年だ!!!)に次のエントリでこのブログを書き始めた。
あらためて読んでみると、実にくだらない駄文で、自分でも情けない。
しかし、なんとまぁ20年という時間の長さと、それと同時に感じる短さよ。
当時30歳だった私も50歳になってしまった。
時間の経過のむごさを感じざるを得ない。
とはいえ、こういう流れになるのではないかという予感はあった。
2022年7月17日に以下のようなエントリを書いている。
それから約3年。
本当の終わり(gooブログだけの話ではあるが)が到来することとなった。
いよいよ人生も終わりだなぁなどと自嘲気味に考えていたら、先にブログの終わりがやってきた。
いやいやいや、ブログのほうが長続きするはずだったのでは?
時は過ぎ、時代は移り変わってゆく。
ひとにはそれに抗う術は与えられていない。
私もまたそういう流れの中で跡形もなく消えていく。
塵芥が風に吹き飛ばされるように、この駄文の集積も消えることになった。
さて、どうしたものか。
なかなかうまく言葉が見つからない。
桜が満開を迎える季節に、なんともやるせない知らせが届いたものだ。
昨日の雨をさかいに、今日から桜の花びらが散り始めたのは、偶然の一致に過ぎないのだが、何やら因縁めいたものを感じざるを得ない。
いよいよ人生の店じまいの時なのかもしれない。