人生、消去法
世捨て人のつぶやき




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昨日エントリしようと思っていて忘れてしまっていたが、昨日の最低気温がなんと1.9度(5:50)だった。


夕方、食材を買いに出かけた際には、もう秋の虫の声はしなくなっていた。


早々と冬支度である。


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Kindleにて。


先に『<仏教3.0>を哲学する』(藤田一照、永井均、山下良道)を読み出してから、こちらの本が前提されていることを知り購入。


2013年刊。


大乗仏教の流れを受け継ぎつつも形骸化してしまっている現状の日本仏教のあり方を「仏教1.0」、近年日本でも広まりを見せつつある現代の上座部系(メソッド化されたヴィパッサナー瞑想をその特徴とする)を「仏教2.0」とし、それらをいわば止揚するもとしての「仏教3.0」へのアップデートを提唱する書。


対話形式で大変刺激的な論考が展開される。


「仏教1.0」として語られる既存の日本の仏教宗派に対する批判は重い。


いわく、今の日本仏教は、病院(寺院)があり、医者と看護師(僧侶)も、患者(信徒および救済を求める苦しむ民衆)もたくさんいるのにも関わらず、そこでは「治療」がまったく行われていないというのが現状なのだと。


それゆえ、「治療」を目指す人々は明確な「治療」を提示してくれる「仏教2.0」に必然的に流れてしまう。


しかし、その「仏教2.0」も万能ではない。メソッド化されているがゆえに、一見たやすく救済が得られそうに見るものの、実際は厳しい。


「仏教2.0」は確かにメソッド化されているので、「煩悩即菩提」、「即身成仏」などという曖昧模糊とした(=わかったようでわからない)概念で人をはぐらかすかのように見える「仏教1.0」よりも頼りにしやすい。


しかし、現代人の自我/意識構造に深く根付いた「主客二分」の構造により、そのメソッドは無効化されてしまう。


では、そのアポリアを乗り越えるためにはどうすればよいか? 


二人の著者はそれぞれ別の人生行路と理路をたどり、同じ結論に達する。


その結論は、何も新しいものではなく、すでに釈迦や道元がすでに示してくれていたもの。


始祖に還るのだ。


ただし、始祖に還るとは言っても、事は容易ではない。


「仏教1.0」である日本仏教も、「仏教2.0」である上座部系(テーラワーダ系)仏教も、ともに始祖の勘所を見失ってしまっているのだ。


藤田氏と山下氏の対話から「仏教3.0」というビジョンが生まれた。


それは、来たるべき新たな仏教でもあり、同時にかつ復古するべき失われたいにしえの真の道でもある。


その含意するところは、哲学的深度を持っており、つづく『<仏教3.0>を哲学する』と『<仏教3.0>を哲学する バージョンII』において、哲学者:永井均を交えて展開されることになる。



 

 
 


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昨日の夜、床に就いた状態で音楽を聴いた。


モーツァルト全集だ。


もう、かれこれ1年以上、少しずつ聴いてきた。


それがようやく終わりを告げた。


長かった・・・。


聴き通したというだけで、当然、集中して聴き通したわけではないから、頭には残っていない。


ときどき、「あ、これは知ってるな」という曲があったなという記憶が残っているだけだ。


ま、とりあえずひと仕事を終えた感じだ。


文化資本の厚い家に生まれていれば、全曲とはいかないまでも、少しは子供時代に吸収できたのかなとか思ってしまうが、それも詮無いな。


むー。


 


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今朝の最低気温が3.0度だった。


今秋最低だ。


この前の最低気温は10/21(水)の6.1度だ。


一気に3.1度下がった。


一昨日には、木枯らし一号も吹いた。


確実に季節は進んでいる。


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参考になった点は二つ。


インプットするときには「方向性」と「ゴール」を設定することと、脳が一度に記憶して処理することができる情報は3つまでということ。


あとは、小ネタかなぁ。


この著者、最近売れるみたいだが、そんなにすごいか?



 


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巻頭の論文、東浩紀「悪の愚かさについて2、あるいは原発事故と中動態の記憶」を読了。


長らく待ちに待った論考だ。


前号の論文では、「加害者の忘却」対「被害者の記憶」の二項対立から、そこへ「加害の無意味さの記憶」を導入した三項鼎立へ、だった。


今回は、國分功一郎の中動態の議論を導入し、加害者/被害者の二項対立を解体しようと試みる。


東自身が認めるように、前編1の議論より、哲学的な議論に踏み込んでいると言えるのは確か。


ただし、中動態の議論を導入しているとは言っても、原子力を否定する國分の立論には厳しく批判的。


来たる10/27に開催されるゲンロンイベントでの両者の激突が楽しみだ。



 


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My First Electric Guitarは、GibsonのLes Paul Special DC Cherry Redだ。


はじめてのエレキでGibsonて生意気でしょ?


スペシャルについているPUはずっとP90だと思っていたのだが、今日、P90のスタックハムタイプPUのP100についてググったら衝撃の事実が。


あるブログの記事で、90年代のスペシャルのPUはP100だというのだ。


工エエェェ(´д`)ェェエエ工工


ずっとP90だと思って使ってきたよ・・・。


それで、P90の音はいいねぇなんて言ってたよ・・・。


ホンマかいな、と調べてみると、Wikipediaにあった。


  • 1989年
ピックアップがP-100になり、バータイプのブリッジからチューン・O・マチックになる。
  • 1998年
カタログから「レスポール・スペシャル」の記載が消え、「レスポール・ジュニア・スペシャル」と表記されるモデルが登場する。このモデルはネックバインディングが無くロゴもデカールという仕様で、ジュニアに近い外観となっている。一般的にスペシャルとこのジュニア・スペシャルはあまり区別されておらず、実質的にレスポール・スペシャルとして扱われている。
  • 2003年
ピックアップがP-90に戻る。


お、おう・・・。


私が買ったのは、1994年で、ギターそのものは1993年製だ。


なんてことだ。


私はまだP90の音を知らないのだ・・・。


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二日前の報道で、漫画家のまつもと泉氏が10月6日に亡くなっていたことがわかった。


61歳だった。


脳脊髄液減少症で闘病されていることは知っていたが、まさかこんなに早く亡くなられるとは思ってもみなかった。


3年前に、鮎川まどか役だった鶴ひろみさんが急逝されて、愕然としたことを思い出す。


『きまぐれ☆オレンジロード』は私の思春期の始まりを画する漫画・アニメである。


中学1年生のときにアニメが放映され、アニメを見てから漫画の方へさかのぼったクチである。


いよいよ、馴染みのある人々が亡くなっていく年齢なのだなぁと思う。


悲しいなぁ。


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8巻シリーズの第2巻。


めずらしく一日で一気読み。


中島隆博先生のところ(第6章 仏教と儒教の論争)は難しいが、ほかは第1巻に比べて幾分か読みやすいと感じた。


第7章 ゾロアスター教とマニ教は、なんだかとっても軽い感じで2つの宗教をディスってて笑いそうになった。


あと、第10章を読んで、アウグスティヌスを読んでみたくなった。


このシリーズ、よき。



 


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さきほど、ドナルド・フェイゲンの『ナイトフライ』を買って聴いたと書いたが、厳密に言うと初めてのハイレゾ音源はRadioheadの『OK Computer OKNOTOK』(2017)である。


この作品を、私はLP BOXセットで購入したのだが、その中にMP3とともに96kHz/24bitのwavファイルがダウンロードできるアドレスが入っていた。


それをアプリのXDLでaiffに変換して、旧iTunes/現Musicで聴いていた。


普段はMacにUSBで接続してあるOlasonicの小型スピーカーで、たまにハイレゾ音質で聴きたいときは、オーディオ・インターフェイスのSteinberg UR44に接続したYAMAHA HS-5パワードスピーカーあるいはヘッドフォン4種(オーテクATH-A700、AKG K240STUDIO、SONY MDR-CD700ST、SHURE  SRH840)で聴いていた。


ハイレゾ版は、リミックスされていることもあって、元のCD版では聞こえない音が聞き取れて、なかなか興味深かった。


で、巡り巡ってDSDファイルに興味を持つようになり、今回のハイレゾ対応ヘッドフォンアンプとイヤフォンの導入と相成ったわけである。



 


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やっとこさハイレゾ対応ヘッドフォンアンプが使えるようになったので、何か買ってみようと思い、はじめはレッド・ツェッペリンのアルバムを順番に買っていこうかと考えていたのだが、サイトをつらつら眺めていたら、ドナルド・フェイゲンの『ナイトフライ』が目についた。


これは、CDも持っていない、初聴きの作品だ。




ドナルド・フェイゲン自体は、大昔に『カマキリアド』という作品をCDで買って聴いていた。


で、配信サイトを見比べてびっくりしたのだが、価格が大きく違うのだ。


トラップ!


e-onkyoは、¥2,619。



SonyのMoraは、¥1,885。


その差、なんと735円!


しかも、安い方が配信開始日が新しい。


もちろん、Moraの方で買った。


ま、ハイレゾとしては水準の低い、48.0kHz/24bitだが、音質はかなりクリア。


今回はFLACファイルだったが、FLACファイルはXLDというアプリで旧iTunes/現Musicで再生できるファイルに変換できる。


次は、XLDで変換ができないDSDファイルのものを試してみたい。


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昨日、ハイレゾ対応ヘッドフォンアンプとイヤフォンを導入したのだが、わざわざ後付のそれらを購入したにもかかわらず、DSDの再生がうまく行かなかったのでメモ。


Sonyとe-onkyoのサイトからDSDのテスト用ファイルをダウンロードして、Audirvanaで再生を試みたのだが、ヘッドフォンアンプのK3のLEDがDSDモードに切り替わらないという不具合が出た。


解決してみれば何ということはないのだが、以下の通りだった。


【不具合】
DSDファイルを右クリック → Audirvanaで再生 → PCMモードで再生(LEDは黄色(←マニュアルでは「黄緑」ということになっている))


【解決策】
ファイルを何も選択せず、Audirvanaを立ち上げる → メニューバーの「Audirvana」から「オーディオ設定」をクリック → 「アクティブデバイス」のなかの「ネイティブDSDストリーミング方式」のところが「なし:PCMに変換」になっているので、これをクリックして「DSD over PCM1.1」を選択 → DSDファイルを再生 → K3のLEDが緑色になりDSDモードとなる


わかってみれば何ということもないのだが、これにたどり着くまでに何時間もかかってしまった。


やれやれ。

 

 


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今秋の最低気温を更新


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樺沢紫苑という精神科医YouTuberがいる。


最初は胡散臭いなぁと思って見ていたのだが、騙された気になって、言われていることをやってみようという気になって、メンタルに効くという、睡眠・運動・朝散歩をやってみることにした。


睡眠にアルコールは悪影響しかないと言うので、断酒した。


運動はいきなりきついのは無理なので、朝にスクワット20回、ダンベル(2kg)運動150回からまずは開始。


朝散歩については、田舎で近所の目が気になるので(田舎は相互監視が厳しい)、Amazonでエアロバイク(¥13,000程度のもの)を買って、それで代替している。


 

結果として、始めてから3週間あまりが過ぎたのだが、確かに睡眠の質が上がり、体調も良くなっているように思う。


本格的に効くまでには、2,3ヶ月は掛かるそうなので、気長に続けていってみたい。


しかし、こういう知見をかかりつけの担当医は何も教えてくれない、というか、数分の問診と薬の処方箋を出すだけなのはなんとかならないものか。


もう、8年以上にもなるが、運動してくださいね、などと言われた試しがない。


胡散臭いYouTuberの言うことのほうが効果あるなんて、一体誰を信じていいのやら、である。


やれやれ。


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