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人生、消去法
世捨て人のつぶやき




大学の後輩が結婚することになった。
いやぁ、めでたい。

恥ずかしいことだが、私は友人が少なく、かつ自分から人間関係をバンバン切っていく質(たち)なため、42歳になる今まで、一度も友人の結婚式というものに参加したことがない(2次会は1回だけある。ま、それは友人ではなく職場の同期だっただけだが)。

親戚の結婚式もはっきり覚えているのは、中学の時の1回きりである。

どんな格好をしていったらいいか、祝儀はいくら包むべきかネットで調べなければ。

結婚かぁ。
ひとはどんな気分になった時、結婚しようと思うのだろうか。私にはよくわからない。
どうも他人と一緒にいるのが苦手なせいで、そして親とも他人のような関係なためか、他人以上の親密な関係というのが想像できない。
そもそも、付き合うということすらよくわからない。
親しげに近寄ってこられると、圧迫感を感じて避けてしまう。

そういえば、最初の職場で出会った女性は元気だろうか。
何度かフェイスブックで検索したが、やっていないようだったし。
ひょっとしたら、亡くなっているかもしれないなどと不吉なことが頭をよぎる。

なんだかんだで、意外と私はモテていたのかもしれない。
今から思えば、好意だったのかもなんて思えることがよくある。
しかし、その当時は全くそれに気づけないままだった。
ずっと何年もたってから、あぁそうだったのかも、などと思うのだった・・・。
何か、頭のなかにフィルターがあるようで、岸田秀の外的自己と内的自己の葛藤のように、どちらかが優勢になるともう一方は何も感じられなくなってしまうのかもしれない。

ここ数年で少し太ってしまったし、ひょっとすると働いていた頃のスーツはもう着られなくなっているかもしれない。
もう、スーツを買うことはないだろうと考えていたが、買うことになるかもしれない。

ま、とにかく、久々に生活に変化がもたらされた。
これは良しとしなければならないだろう。

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