一昨日の15日は、最高気温が14℃にまで達し、ついに春が近づいてきたという実感が得られた。
私の住む高原は雪は少ないのだが、相当に冷える。
よって、冬の季節は、もっぱら寒さに耐える日々が続く。
それが、2月も後半に差し掛かり、ようやく寒さが緩み出し、春を迎える寸前だという段階にまで来た。
日中は、2階にある私の部屋はかなり暖かくなり、エアコンを止めたほどだ。
振り返ってみれば、ここ数年は厳しい日々が続いた。
病気の悪化、加齢による身体の衰え、親族の介護・葬送等・・・。
————————————————————————————————————
昨日は、少し足を伸ばし、少し大きなスーパーに買い出しに出かけた。
買い物を済まし、エレベーターに一人乗り込んで、エレベーター内部の壁面の鏡に映る自分自身の姿に愕然とした。
そこにいたのは、疲れた顔をして、薄汚い格好をした、どうしようもない醜さを放つ、いたたまれない生き物だった。
気がついてみれば、髪の量ががくんと落ちた。
父方には剥げている人はおらず、母型のおじの半分ほどが剥げているので、母型の遺伝子が動き出したか。
いやはや。
今年は51歳になる。
生きていればいいこともあるという人がいるが、あれは生存者バイアスだろう。
あんたはそうなんだろう。あんたの場合はな。
あんたと私は違うんだ。
私にはもう楽しみがない。
苦しいことばかりだ。
唯一楽しめるものだった音楽ももはや聴く気にならない。
楽になりたいなぁ。