人生、消去法
世捨て人のつぶやき




どうしたんだろ。単純に心配だが。
(厳密には、シゾイド型+回避型、なのかもしれんが。というか、それが私であって、その私に似ているな、と・・・)

finalventの日記(2007/01/26)
「お前は誰にも愛されていない。お前は生きていてはいけない」というシンプルなものだった。こんなものが意識の核に埋め込まれて50年も彷徨っていたのだな俺ってばとほほ、という感じだ。ま、このエングラム自体は驚くべき発見というわけでもないが、まあ、なるほどなと。別の言い方をすれば「お前が嫌いだ、死ねよ」である。2ちゃんとかにあふれているあれだ、というか、これはメタエングラムで多くの人に埋め込まれていてそこから自我が形成されるから、社会的な抑圧がなければ噴出するものなのだろう。

>「お前は誰にも愛されていない。お前は生きていてはいけない」
>「お前が嫌いだ、死ねよ」

あぁ、これらの言葉はともに<私>と<他者>のあいだの関係そのものだ・・・
そして、おそらくはこのfinalvent氏のいうように
これはメタエングラムで多くの人に埋め込まれていてそこから自我が形成されるから、社会的な抑圧がなければ噴出するものなのだろう。ああ、当然だな

というのは、たぶん、ちがう。
ま、結局個人の実感レベルの話になってしまうのかもしれないが
「多くの人」にとっては、ちょっと違うのではないか、と思う。

だが、難しいところだ。
結局、「愛する」ということと「憎む」ということが
その根源において「同じもの」かもしれない、ということだから。

そして、
「それでもなお、ひとが「愛する」ことに
非対称的な<意義>を見いだすのはなぜなのか?」
がより根本的なアポリアとして残る。

あるひとは「愛し」、あるひとは「憎む」

この現象は、同じひとつのことのはずだが
それでいて<違うもの>でもある。

なんか、思うところはあるが、うまくまとまらない。
これはまたの機会に・・・

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いや、まぁ、前にも言ったことですけど、こんなエントリが出ていたもので・・・
finalventの日記 07/01/25

読みゃーわかるって。

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先日買ったNHKブックスの『集中講義!日本の現代思想』(仲正昌樹著)だが、いままで結構知りたいと思っていたことがいくつも出てきて、個人的に「これは当たり!」の本。久しぶりに。
特に全共闘の時代のアカデミズムにおける思想動向なんかは初めて知ることが多くて、へぇ~の連続(調べりゃ分かるレベルなんだろうが、そこまでするモチベーションが持てなかった。やっぱまとめてもらうと助かるな)。
歴史的な文脈の知識ってやっぱり大事だな、と思った次第。

さらに中盤にさしかかるとフランス現代思想の展開がコンパクトにまとめられていて、これもまたいい。
デリダやドゥルーズ=ガタリあたりの説明はもう明確すぎて、これでいいんだろうかと不安になるくらい(笑)。

で、ここで急に卑近な話になるのだが、私が学生の頃は、文系で研究者の道を選ぶというのは、か・な・りリスキーなことで、よっぽど見込みのある人か周りに理解のある人がいる人(学者一族とか)でないとなかなか選べはしない道だった。
不況で実学が尊ばれるなか、助手の枠が削られ期間も短くなり、助教授・教授も順番待ちがたまっているところへこれまた枠削減かもという噂が立っていた。
将来は少子化で、大学は淘汰の波にさらされること請け合い、さらに教職はなくなっていきますよー、というわけで、はっきり言ってそんな将来性のないとこは進路の選択肢に入れることすら「ありえねー」状態だった(自分の無能さは分かってますからね)。

ところが、だ。この本の146ページにこんな話が出てくる。
もう少し日本の思想業界の現実に即して露骨な言い方をすると、七〇年代に入ってからの大学進学率の急上昇に対応して次々と新設された大学・短大で文系の教師の職にありついた元左翼学生たちにとっては、なれ親しんだマルクス主義を自分の学問的ベースにし続けているほうが楽だった――七〇年代に大学、特に私大文系が急増し、(元)左翼が教員として就職しやすくなり、そのまま居着いたのは日本特有の現象である。

なんだそりゃ~!!ってなもんです。特に後半。私だけ?

で、こいつらがそろそろ定年。表題はここから来てる。
ま、定年は65までのとこが多いようだから、70年に22歳だとすると今年59歳になる計算だから、来年くらいからの本格化になるのかもしれんが、しかしまったくそれって問題になってないのな、とか思った。
ていうか問題じゃなくて、不良在庫教員の一掃で問題の自然解消だから歓迎ってことか?(爆)
んでもって、ポストはさらに削減、と。

いやいや、ここはひとつ
1.大学教員の早期退職制度導入!!
2.大学教職への社会人採用枠をつくる!
3.団塊の世代を学生として取り込む!


どう?やっぱダメ?
いやぁ、いい仕事させて頂きますよ~(揉み手)
たとえば、団塊の世代の不毛さとそのあとの世代がこうむった悪影響について講義するとか。
あ、やっぱダメっすか。そうっすよね・・・ハハハ

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『純粋経験の哲学』(W.ジェイムズ)(岩波文庫)
『17歳のための世界と日本の見方』(松岡正剛)(春秋社)
『経済データの読み方』(橘木正俊)(岩波新書)
(追記)『集中講義!日本の現代思想』(仲正昌樹)

ひとつめの序文だけ読んだ。
ま、積ん読かな。

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だいぶ前から積ん読状態だった『ひき裂かれた自己』(R.D.レイン)を、年末の休みに入ってから少しずつ読み出した。
いやぁ、面白い。
とはいっても、ここで語られるのは副題に「分裂病と分裂病質の実存的研究」とあることが示すように、「分裂病質」とはあるものの、それはいわゆるシゾイド型(統合失調質)人格障害のことではない。
しかし、ま、まったく違うわけもなく、重なりあう部分も多いと思われる。
重症例って感じ?(人格障害は病気じゃないからこの呼び方は厳密には間違いなんだろうが)

しかし、やはり分裂病と背中合わせな感じに書かれているので、不安感は生じるので、その辺はご注意を。

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年末くらいからアクセス数が若干だが増えた。
ちょっと前に柄にもなくアルファブロガーにTBしたせいかと思っていたが、先日「シゾイド型」でググったらなんと2位(!)にあるではないか、このブログ。
いやはや、いままで完全に無視されているっぽかったのにこれはどうしたことか。

しかし、『パーソナリティ障害の診断と治療』(ナンシー・マックウィリアムズ著)について書いたところのほうが参考になると思うので(でそこは検索には引っかからない)、ちょっとご紹介しておきたい。

導入
読書メモ1
読書メモ2
読書メモ3
読書メモ4
読書メモ5
読書メモ6
読書メモ7
読書メモ8
読書メモ9
読書メモ10

いやはや、こんなに書いたっけ?
とか無責任に思ったりするが、ま。

検索に引っかからないのは、やはり本からの引用ばかりだからかな。
いい本だけど、専門的だし、シゾイドだけについて書いたものでもないしねぇ。高いし。

でも多少は宣伝にもなっていると思うんで大目に見ておくんなまし。

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なんだかんだで2007。
いろいろ気鬱なこともあり、苦しい日々が続いている。

で、書こうかどうか迷ったのだが、1/2朝目覚める直前に見ていた夢、ま、これが初夢になるのだが、これが戦争に巻き込まれるという縁起でもないものだった。

なんだかね・・・
ちょっと書いてみたが全然まとまらないので割愛。
それでは。

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