フウラン マンポウ(漫歩)・風蘭と友達、旅と花

カメラ大好き人間の拘りの画像の発信集。

斑入りドクダミ

2011年07月09日 | ◆花一般
  ドクダミの葉に 珍しい斑が入る 品種です。 

(7月9日)

「斑入りドクダミ」
ドクダミは独特の香りを持つ薬草です。

「五色葉ドクダミ」(五色どくだみ)「錦葉ドクダミ」又は
「カメレオン」等色々な呼び名があるようです。

↓五色葉ドクダミ
 斑の入り方が 濃過ぎず地味過ぎず絶妙である。  
クリックしてね!画像が大きくなるよ!




昔、育てていた斑入り葉が先祖返りをしてしまい
斑の入らない普通の青葉(無地葉)だけの普通種になって
しまったことがあった。

そのうち何時かキット斑入り葉が出現するだろうと
斑入り葉復活を期待して、
発泡スチロールの大きな箱(A)や
12号プラ鉢二つ(B・C)に植えて様子をみていた。
ユリや又はフキ他、その他色々なの植物との混植であった。


↑ 今回、八重咲き種を入手したのでこれを植える場所確保のため
従来栽培の普通種に先祖返りをしてしまった分を
全て引っこ抜いた。  斑入り葉は見当たらなかった。


ところがドッコイ、スチロール箱とエアコンの室外機の
空間(X)及び,室外機の下に生活場を広げ生き残っていた。

この箱重すぎて動かせない、そばには老爺柿の重たい鉢が詰まって
いてスチロール箱の裏側まで注意して見たことがなかった。

↓絶滅したかと思っていた斑入り種が復活していて、奥に赤い
斑入り葉が見えた、感動の瞬間である。


スチロール箱の 正面からは見えない裏側の底付近に明けたこの
ような水抜き穴(D)から顔を出し成長したようだ。




↓前回投稿した八重咲ドクダミとの記念撮影です(双方とも
 花期は終わっている)。
  八重咲種は根腐れし軸茎及び根先が溶けたことで大幅に根を
  削除したので、3本全てが挿し木状態と思っていたが
  回復処理後10日程でヤット日陰管理なら葉がシオレなく
  なった。 挿し木状態ではなくしっかりした根が少々残って
  いたようだ。

  斑入り種は掘り出す事が出来ず穴から引っ張ったので穴で
  根がシゴカレて途中で軸や根が切れてしまいこちらも4本中
  2本は根無にて挿し木状態、残り2本は長根は切れてしまった
  ものの微細根はソコソコ残ったのでこちらは安心できそう。

  運悪く暑い日が続くことで、日陰なのにジキに葉がシオレてくる
  ので対応は大変です。
  シオレさせないようビニールで囲って中を氷を入れた冷水で霧吹き
  したり、 あるいは冷水霧吹き単独を続ける。
  蒸れないようにビニールの囲いを外したり又取り付けたり等と。

  暇にまかせ気の向くままケッコウ楽しんでやっているのカモ。
  



普通種は昔子供のころ 我が田舎では池の周囲や裏庭の一画に
沢山生えていたもので、十薬(ジュウヤク又はトウヤク)と言って
薬草として放置栽培していた。
ドクダミとは呼ばなかった。

独特の香りに対する好みには個人差があろうが、
私は好きではないが、気にならない範囲である。

普通種は環境変化にソコソコ強い超強健種であり且つ、虫も
あまり付かないことより育てているという感覚が持てないほど
放置栽培で充分な ラクチン植物である。



斑入り種や(八重咲種)に関しては
観賞価値があることより思い入れが違ってくる。
最近、八重咲種が存在することを知った事で
この植物に深みが増し、
雑草という認識から観賞植物に格上げされたわけだ。

たかがドクダミ、されどドクダミである。

あれば有ったで かまってもらうことなく、増えすぎない
よう雑草として除草・切除され続ける草。
無くなると初めて気が付き手抜き栽培を後悔する。
買いに走るが不思議に売っていない。


この斑入り種そんなに珍しくはないはず?。
あちこちの大きな植物公園の路筋又は民家の庭先ではしばしばみられる。
お店でもごく小さなポット苗が売られていて赤黄の派手な色彩で良く目立つ。
山野草を扱うお店では売れ残ったからと、たいてい庭に植えられていた。
ある山野草を扱うお店では庭に一杯増えていて通路にはみ出した分は
可哀そうに踏みつけられたり又はちぎってゴミ箱に捨てられていた。
これらの記憶がある。

記憶としてはあるがそれが、居住地付近なのか旅先のことか地域や場所が
特定できない。(山野草のお店数軒は、平成の不況で次々とつぶれてしまった)

斑入り種、これに出会うとどうしても、我が家で栽培しているものと比較したり
趣味が一緒だと懐かしかったりと心が緩むので
記憶は確かだが。


不思議なことに、居住近辺を改めて探してみるがなかなか
見つからないものだ。

以前栽培していたものは旅先での山野草の展示即売会で
入手したもの。
探すお目当ては山野草のお店なのだが、
山野草専門のお店は一軒も見当たらなかった。


この斑入り種、普通種の超強健種に比べると少々気難しい面がある。
強健種だが、時折ひねくれて凝ったような形状の異なる小さな葉を展開
してきて虚弱体質の仲間入りをしてしまい成長が止まってしまう。

更に同じ地下茎から普通種の子供を度々生む。 
この同じ地下茎から生まれる普通種の子供は元気が良すぎて
大きく育ち、
斑入り種が勢力的に負けてしまい育ち悪く小さく成長、又は枯れていく。

従って普通種の仔供は見かけ次第引っこ抜く事も重要である。











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