
「春及殿」に比べ「南国の舞」は木姿や花はやや小ぶりで花は薄くピンクを染
める、「春及殿」は薄い緑色に染まる。
八重・段咲の感じは、何れも年により違ってくる。段咲きになったり成らなかった
りと変化があり美しく楽しい品種である。
「春及殿」は距が年により多く出たり出なかったり、「南国の舞」も距を出すが
殆ど出さない場合が多い。
八重・段咲き品種には更に、「山吹雪」「天女の舞」「花祭り」「竜馬の舞」等が
あるが木が小さすぎて今年も花が咲かなかった。
これらの中では「山吹雪」「南国の舞」だけが特徴を異にする。後の品種
「天女の舞」「花祭り」「竜馬の舞」等はまだ検討半ばでなんとも云えない、
花だけを見ると全て同じに見えるからだ。
「竜馬の舞」なんかは「春及殿」を小さくした感じだった、ナントナク怪しいと
思いながらもツイ買ってしまった結果粗雑になり何処かに紛れ込んでしまい現在
行方不明。 もう花時以外 普段は忘れられた存在だ。
花が咲かないと発見できないありさまであるにも関わらず、私には花が多すぎて虫
が一杯やってくるのでこれがイヤで注目の品種以外は花芽と分かった時点で無意識
に削除する習慣もある。 コマッタ。
これら品種の特徴を見極めるには10年以上は充分かかりそうで、これだけでも
ケッコウ楽しめそうだ。
|