
置き場所が悪く虎斑の抜けて(青葉となった)しまった株を再度色付けに挑戦
した物。
日の採り方でどのように色付け出来るかテストした結果。
何れも昨秋彼岸過ぎよりやや強陽に当てた(焼いた)。
右(上):冬期の活動停止時(1月から3月)は葉焼けのするのでそこより今日まで
約50パーセント遮光。
左(下):今日まで条件継続。


新規の黄金錦に戻る。
フウラン「天恵覆輪」と「湖東覆輪」です。
この品種もう10年近く我が家でいてる。6代目くらいか。
当初は、買っても買っても我が家に来ると3年から4年で御城覆輪(月桂冠)や東出都
の格下品種に戻ってしまい、苦労した。本物にめぐり合うのに10年ほどかかったこと
となる。
現在は、もっと柄の良いものを探しているが、捨て作りされたフウランはみすぼらしく
綺麗と思えない状況になっていてとても買う気になれない。天恵はまだ良いものが
少々出ているが湖東はボロボロだ。
今後のフウラン画像は、我が家で一番多くて綺麗で肩のこらないクラスが主体です。
フウラン「友禅錦」です。
紅をよく乗せるタイプ。もう少し柄が派手になるとよりこの品種の良さが出てくるのだ
が。
このタイプの方は芸が出にくくまともな芸をするものはまだ3鉢しかないらしい。
画像は以前、購入前検討の際送られてきた物で、現状の特徴を的確に捉えていな
いが棚が変わったり時期にもより芸も変わるらしいので記念に保存していたのを
ここに載せておく。
「友禅錦」は2種類流通していて、
どちらも超人気にて入手困難な品種。
仔共が紅で上がったり、ルビー根を出したり、葉先や葉縁に紅を乗せたり雲を浮か
べたり、萌黄から黄色、絣地等、柄の変化する等の芸は同じで、異なるのは秋口よ
り縞斑の部分に紅をよく乗せるタイプと乗りにくいタイプがあるらしい。
中型ながらやや大きく萌黄のやや鮮明なタイプが紅が乗りにくい方らしい。
何れにしても好みで選ぶとよさそうだ。
私は2種類集まった。だがもう一方は柄が暗い、以前柄抜けで買ったものだ。昨年
よりかすかな萌黄縞や斑模様が現れルビー根も1本のみ確認できるよう出世した
が、まだ画像には耐えられない。
フウラン「龍泉錦」です。
まだ若木。
画像では黄縞に見えるが白黄縞で実物は紺性良く白黄が綺麗だ。
昔の名品「富士錦」と比べると。
地合は青がかった濃紺で切れのが良い斑がよりがあでやかになる。
より大型で厚肉幅広なので豪華だ。
草姿は腰の低い富士錦の方が好きだ。
つまり、「富士錦」の紺性に濃い青を加え斑の黄味をやや増して腰を高くし大型に
した感じか。
偽者の多い分野。(以前の「高千穂の縞」時代にはケッコウ混乱していた。)
日を採過ぎると草姿は格段に良くなるが、紺性衰え縞斑色がやや黄色くなってくる。
こうなると「宝錦」に似てくる。見分け方は宝に比べ付けに紅をかむ。
日を正常に取ると「奄美の白縞」系に似てくる。見分け方は奄美に比べ葉肉が厚い、
特に白縞系の場合葉縁に縞斑が出ると極薄になる傾向があるがこれは正常なのだ。