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フウラン マンポウ(漫歩)・風蘭と友達、旅と花

カメラ大好き人間の拘りの画像の発信集。

フウラン「駿河覆輪」

2006年09月22日 |  ☆好きな風蘭
 フウラン「駿河覆輪」です。

作は葉幅も出て80点くらい。

この株、可哀想だが手が廻らなくてもう3~4年は植え替えしてあげてない。
従ってフウランとの対話も出来てない、手抜き栽培そのものだったが。

今回画像がほしくなって探してみたらどこかで元気に育っていた。
オカエリナサイ。・・・立派になって帰ってきた。

もともと「紫宸殿」で買った。
購入時は綺麗な黄覆輪だったが、我が家に来て3年目くらいで格落ちし「駿河覆輪」と
なってしまった株。ケッコウ高かったが期待の方が大きく無理して買った株。格落ちで
腹が立ちランに八つ当たりもランに責任はない。
シッカリ基本を守って植え替えておけば3・4年はランは喜んでいると思う。

但し、年数でなく水苔の色や痛み具合で管理する。

黄覆輪が好きで、手が出せる安価なのがこの品種だった。従って我が家には格落ちして
しまった「駿河覆輪」が多い。

これでもテストの結果、日をトコトン多く採ると「紫宸殿」に戻ることが分かた。

テストは出来ても、常時となると置き場所が無い。
日の当たる良い場所は別の品種が占領していているのだ。

従って、棚に新入りがある度に玉突きのごとく、常に弾き出される感じで放浪の旅に
出てもらうことにしている。

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フウラン「天恵覆輪」

2006年09月22日 |  ☆好きな風蘭
 フウランの「天恵覆輪」です。

作は今一つ、葉幅が出ていないので点数を付けると70点くらい。
普通を70点とすると、芸もややアマイが普通で70点。・・・マズマズの出来だ。

欲を言うなら75~80点はほしいものだと思っている。

この品種、黄覆輪で黄色が濃い程上芸品とされている。
  だがなかなか極黄色の上芸品には出会えない。

とりあえず天葉まで黄色が乗っていると、「天恵覆輪」として流通する。
日を充分採ってやると黄色がより濃くなる品種だ。

従って、前作者の育て方が分からないので 上芸品を探すのはヤヤコシイ。
  
「御城覆輪」と「天恵覆輪」との中間的な柄域に「月桂冠」と云うのがある。
(昔はこのような呼び方をして区別した、と云うのが正しいかも)
この品種は下葉から中段付近までは黄色覆輪だが天葉2~3枚程度は白又は
クリーム色となる品種だ。  
この品種に、日を強烈に採ってやると天葉の黄色がやや濃くなて、立ちは緑を含む
黄色で上がってくる、つまり「天恵覆輪」のように見えるてしまうところだ。
最近では、見た目でこれも含めて「天恵覆輪」で流通している。「天恵覆輪」の値段が
安くなりわざわざ区別する必要が無くなったので基準がアマクなったかと推測。

濃い黄覆輪を望むなら図式としてはこうなる。
「御城覆輪」から「天恵覆輪」は難しいが 月桂冠 から「天恵覆輪」は容易に
変化さすことが出来るという図式だ。

  白色←「御城覆輪」⇔ 月桂冠 ⇔「天恵覆輪」→黄色

ちなみに。別の品種に黄覆輪の「紫宸殿」と云うのがある。
この「紫宸殿」/「駿河覆輪」も同じような色の出方をするので
「紫宸殿」で買っても「駿河覆輪」になってしまうと云う場合が多い。
「紫宸殿」の黄色のアマイのを 半紫宸殿 と呼ぶ場合もある。
   濃い黄覆輪を望むなら図式ではこうなる
       白色←「駿河覆輪」⇔半紫宸殿⇔「紫宸殿」→黄色

「天恵覆輪」「紫宸殿」何れの場合も、極黄柄の判別方法は立ちの色である。
新しく上がり始めた立ちの色が、白又は黄色ではなく、萌黄と云うか又は黄緑色と云うか、
若草色で上がってくるのが決め手とされてはいる。・・が。

分かっているが現実はうまくいかないのだ。

①出物株が全てに 立ちが見えているとは限らない。
②迷っていると綺麗に黄色の乗った株は直ぐ売れてしまうからだ。
③日をトコトン採った株は立ちも萌黄色であがってくる、我が家に来るとやや日光が甘いのか
 「月桂冠」に変身してしまうのである。

欲を言うなら、子供が裏表に3~4本付いている株にて仔供の立ちも含め皆萌黄であれば
まずは安心だ。
仔供が多いとどれかが親の葉の影になり充分な日光が当たらないのが出る、この仔でも
立ちが黄色又はクリームで上がっていると云うのが理想的だ。

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フウラン 「御城覆輪」

2006年09月21日 |  ☆好きな風蘭
 フウラン「御城覆輪」です。

もともと「天恵覆輪」で買ったもの。

 作は上々だ。

何回買っても我が家に来ると3年目程度で天葉に白色が少しずつ勝てきて「月桂冠」
又は「御城覆輪」という品種に変身してしまうと云う不思議な品種だ。

濃い黄覆輪を望むなら図式としてはこうなる「御城覆輪」⇔「月桂冠」⇔「天恵覆輪」

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マウスオンが回復した。
まだバグが少々残っているがケッコウ手ごわいのでそのままにしている。

従来当ブログは、投稿ボタンクリックと同時に、いかがわしいコメントやトラックバックが連動される
という状況が時々発生していた。

最近我がブロブは、投稿クリックと同時に画像が消滅する現象発生するようになり投稿出来なくなっていた。

これらスバム対策の結果と推測している。

フウラン「朝日殿」

2006年09月14日 |  ☆好きな風蘭
 フウランの「朝日殿」です。

やや派手目の最上柄というところ。朝日殿はこれくらい派手目が好きだ。

これは、何代目かわからないぐらい多く集め、ヤット手に入れた優良株。

四季による縞柄の変化や美しいルビー根を混じえる等、やはり只者でない。
我が家の お気に入り の株である。

富貴蘭と云うものを意識した頃、気が付いたら超ジミ柄の「朝日殿」が何故か我が家に
一株あった。古典植物とのことで珍しく、無意識に入手していたようだ。

それくらい何処でも売っているという購入し易い流通環境がありがたい。

   マウスオン不調。これにすると画像が消える、スバム対策で狂ったか?
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マウスオン回復後の追加
以前は、この「朝日殿」を「金兜」と偽って販売した業者が多く見られたものだ。

富貴蘭と呼ばれるものは作場により品種判定が困難な場合が多い。
従って品種を間違うのは仕方が無いと思われる。

品種を間違ったのでは無く、偽った処に問題がある。

バブル後半~平成6年頃にかけて沢山のにわかベテランが出てフウラン販売を始めたが
現在では店を閉めたか又は細々・・となった。

買った品種が偽者と判定出来て交換してほしいと持っていくと、判定出来る頃になると
「売った覚えが無い」とこうなる。

更にはとりまき者数人がチャチャをいれる。「店主はベテランなのでこのような偽者を売るはずがない」
、とか「よそで買った偽者を引き取らせようとするとんでもないことをするお客やナー」とかだ。
「お客さんもこのようにゆうてる、品物持ってトットト帰りヤ」。となるのだ。

店を始めた10年程はカナリの人気にて、偽者を数種売っておきながら顔を合わせると
「マイド」と得意げで大きな声が返ってきたものだが、現在はお客が寄り付かない、味方となって
援護してくれていた、とりまき者、数人も今はいない。
顔をあわせると目を逸らす。

当然の成り行きだが10年間と云う永い間淘汰されなかった間に被害者が多く出たと推測される。

フウラン「黄金錦」

2006年09月07日 |  ☆好きな風蘭
 フウランの「黄金錦」です。

前回に引き続き登場、別の株である。

葉幅広く(最大12mm、平均11mm)。葉長は片葉の長さが6~8センチ。
葉肉厚く、木姿豪壮、且つ派手な柄にて一際目立つ。
     特にお気に入りの株である。

市場では、このタイプの他に何種類かタイプの違うのが出ている。
金幽晃タイプ→ソックリさんで姿はやや湾曲葉である。
細葉タイプ→中型でどのように育てても葉幅10mmは超えない。