晴、11度、75%
毎年、掘り立てのタケノコをいただきます。掘ったのを湯がいて、皮付きのままのタケノコも添えて送ってくださいます。 届いた晩はトッペンの柔らかいところをお刺身でいただきました。お昼には一緒に荷物に入っていた柔らかな「九条ネギ」を合わせて、伊府麺を作りました。先日主人の土産の「伊府麺」です。 卵を練り込んだ麺を一度揚げてある中国南方の麺です。柔らかな甘みが特徴、スープでも炒めても食べれます。
私は炒めた「伊府麺」が好きです。一度麺の油抜きをします。お湯に浮かべているのをみていたら「伊府麺」はインスタントラーメンの麺に似てるなと思いました。40年食べているのにこの類似性に気づいたのは昨日が初めてでした。味付けはさっぱりと「オイスターソース」だけです。「九条ネギ」はエシャロッロのように生で食べても美味しいので、最後に加えます。「伊府麺」自体ほんのり甘いのでタケノコに味が染みるのを待ちます。
歯ごたえのあるタケノコ、春の味覚です。冷蔵庫にあった椎茸もオイスターソースを吸っていいお味、シャッキとした「九条ネギ」は甘みがあります。スーパーで売ってる「伊府麺」は持ち運び便利ですが、お味は今ひとつ、それでも私には美味しい一皿でした。
友人から主人から私を思っての贈り物でこさえる料理は食べる幸せだけでなく心も幸せにしてくれます。春の陽だまりの中「ごちそうさまでした。」