睡蓮
2021年06月18日 | 花
雨、22度、94%
今年も「睡蓮」が咲きました。昨年より大きく咲きました。蕾がついて、2週間近くも待ちました。咲き始めたのは雨の朝でした。 雨滴を湛えて開こうとする姿は例えようもなく美しい。一日雨の降ったこの日は結局開ききれず、かすかに綻んだだけでした。
睡蓮は「三日花」と呼ばれます。三日開いたらもう花弁を広げることはありません。二日目はお天気になりました。早朝から少しずつ開き始めます。 一日目より花弁の色が薄くなります。お昼頃から精一杯開き切ろうとします。
花芯は「睡蓮の香り」です。グッと鼻を寄せないと香りません。
咲き姿も気品溢れ、その香りに至っては甘い香りと一言では現すことができません。
この香りから急に「ハスのお茶」を飲みたくなりました。ベトナムのお茶です。ベトナムは街中に「ハスの花売り」がいるほどです。この「ハスのお茶」をホーチミンで飲んだ時は一緒にいただいた食事のせいかさほど美味しく思いませんでした。高級茶です。市場のお茶屋さんで「ハスのお茶」をたくさん買って帰りました。香港に戻り、封を切ったときのこのお茶の不思議な美味しさは今でも忘れることができません。ハスの花に溜まる朝露から香りを取るそうです。
「ハスのお茶」が成城石井やカルディで手ごろな値段で手に入ると知りました。今日は早速行ってみようと思います。
「三日花」三日目の今日も雨降りです。花のどの段階が一番美しいか、開き始めも閉じた姿もまたいいものです。午後3時過ぎには花を畳みます。見出し写真は午前10時ごろの「睡蓮」です。